「自己犠牲」の美化について
漫画、アニメ、映画でキャラクターが自分を犠牲にして強敵を倒したり世界を救ったりするシーンがよくあるが、どうもそういうのが好きになれない。
そのキャラの犠牲で状況が大幅に改善されたとしよう。敵は滅び、世界は平和になったとしよう。
しかし、犠牲になった当人にはどうでもいいことだ。何故なら既に死んでいて、その恩恵に与れないからだ。自分が死ななければ世界が救われないとしても、死んだらそれで終わりだ。全体にとって良いことだろうが、当人にとっては最悪なことだ。
そんな最悪なことが「感動