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PSYCHO-PASS の映画たちについて語るよ。
PSYCO-PASSのTVシリーズ観終わったので、映画を観たよ。
それぞれの感想など。ネタバレ少しだけあるのでご注意を!!
PSYCO-PASS 劇場版
シーズン2の1年半くらい後のお話。
シビュラシステムが海外へ輸出されるようになり、初の試験導入先となったSEAUnの首都・シャンバラフロートは平和になったかに見えた。
ある日、東京湾経由で密入国したSEAUnの武装テロ集団の情報を、昔ながらの警察のような情報屋から入手した朱は、一係と制圧に向かう。
本日1月22日(火)26:10~フジテレビにて
— PSYCHO-PASS サイコパス 公式 (@psychopass_tv) January 22, 2019
『劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス』地上波初放送!!
お見逃しなく!!
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テロ部隊は鎮圧できたが、集団の装備から、日本の警備システムに詳しい人間が開発に関わっている可能性が出てきた。
霜月は禾生局長の命令を受け、薬物を用いてのメモリースクープを実行。
異例の捜査で得られた映像には、SEAUnの反政府ゲリラと行動を共にする狡噛慎也がいたことから、朱は捜査のため、SEAUnへ向かう。
SEAUnの憲兵隊大佐のニコラス・ウォン(CV:神谷浩史)は、民衆を大切にしないいけ好かない野郎で、その思想、行動に朱は疑念を抱く。
戦車に乗ってテロの鎮圧に同行した朱は、狡噛の姿を見つけて戦車から飛び降り、狡噛の後を追う。
この後、日本側の思惑とSEAUn憲兵隊の本当の目的が明らかになり、朱は狡噛が反政府テロ集団の指揮に立つ目的を知り、安堵する。
一緒に戦おうとしたものの、反政府テロのアジトは傭兵軍団に襲われ、朱は連れ戻され、軟禁されてしまう。
槙島亡き後も、槙島の亡霊と対話する狡噛。
やはり二人は特別な関係だったんだなあと思う。
終わりはまあまあスッキリするけども。
今回も宜野座がカッコよかったです。(眼福)
神谷さんの無駄遣いな気がします。(耳福)
PSYCO-PASS Sinners of System
Case 1 罪と罰
2117年冬、公安局ビルに1台の暴走車が突っ込む事故が起きる。
事故を起こしたのは、夜坂という、青森にある潜在犯隔離施設「サンクチュアリ」の心理カウンセラーだった。
異例の事情聴取前の施設送還となった夜坂を護送し、事件の真相を追うため、霜月は執行官の宜野座、六合塚とともに青森へ向かうが、この施設は楽園とはほど遠い、怪しげなことが多すぎる施設だった。
「今回は私の事件、ってことでいいですよね?センパイ」
そう朱に宣言して向かう霜月は、すっかり頼もしい監視官になっていた。
今回は宜野座が超カッコイイ!!いや、常にカッコいいんだが。
宜野座の優しい面が垣間見られる物語にほっとする。
今回は霜月も活躍!!後半の盛り返しはワクワクする!!
Case 2 First Guardians
2112年夏、沖縄。朱が一係に配属される前。宜野座が監視官の時のお話。
国防軍第15統合任務部隊に所属する須郷徹平は、優秀なパイロットとして軍事作戦に参加していた。
ということは、須郷は元々軍人だったんだ。あ、そういえば国防軍のドローン倉庫は古巣って言ってたっけ。
無人の武装ドローンが東京・国防省を攻撃する事件が発生する。
事件調査のため、国防軍基地を訪れた刑事課一係執行官・征陸智己は、須郷とともに事件の真相に迫っていく、ということで、久しぶりの征陸さん。
そして、征陸と捜査に当たるのは、青柳監視官。
沖縄の元妻の家を訪れ、妻に会う征陸。この家は、宜野座監視官の実家でもあった。
国防軍内で捜査を進めるうちに、軍の機密と、先輩の大友の真実を知ってしまう。須郷が尊敬する上司、大友と思っていたのは、大友ではなく・・・。
ここでは、元軍人の須郷がなぜ潜在犯になり執行官になったかが描かれているわけだけど、何故二係で青柳の下に付いていたのかまで、思い描ける内容になってる。
須郷はやっぱり、正義感が強くていい男だわ〜、と思った次第。
あと、征陸が渋くていいわあ。宜野座と目が似てると言うけど、若い時はいい男だったんだろうなあ。
Case 3 恩讐の彼方に
2116年、SEAUnの事件後、宜野座に放された狡噛は、アジアの放浪の旅を続けていた。
南アジアの小国で、狡噛は武装ゲリラに襲われている難民を乗せたバスを救うことになる。
その中には、テンジンと名乗るひとりの少女がいた。
期せずして、狡噛はテンジンの家に身を寄せることとなる。
かたき討ちのために戦い方を学びたいと狡噛に懇願するテンジン。
テンジンには、目の前で愛する父親が惨殺されるという悲しい出来事があり、父親を殺したゲリラのリーダーに復讐をしたいと思っているのだ。
テンジンの愛読書は父親からもらった「恩讐の彼方に」。
日本語が読めない彼女は、日本語を教えること、復讐を教えることを狡噛に依頼したのだ。
出口のない世界の縁辺で、復讐を望む少女と復讐を終えた男の行き着く先はどこなのか?
平和条約が結ばれようとしている中で、テンジンは父親の仇を見つけて追いかける。
するとそこには、平和条約の旗振りをしているはずの傭兵団のリーダー。
彼らは実はグルで、これまでの事件は全て自作自演で争いと平和を作り出していたのだ。
彼らの秘密を知ってしまったテンジンは、追われて瀕死の状態になる。
テンジンの話で全てを悟った狡噛は、ピースブレイカー相手に戦いを挑んでいく。
花城フレデリカが狡噛の前に現れて、ゲリラとの最終戦闘の際に一緒に戦うことになる。
ここはシーズン3につながる。
狡噛が外務省行動課にいるのは、この時にスカウトされたからで、ピースブレイカーの残党と因縁の対決になるのも、ここでの戦闘があったから。
テンジンの父は、シビュラシステムに選ばれて海外支援に行って帰れなくなった棄民ということになっているが、実はシビュラは不適合者を国外追放していたのだとか、まあいろいろ裏もあるけど。
狡噛が悩んでいる時に、槙島が亡霊として狡噛と会話するシーンは、2人のファンとしてはかなり萌える。
全体としては
時系列がバラバラであるものの、これまでのストーリーの空間を埋める物語となっていて、映画としても面白い作品だった。
時系列の理解を深めるためにも、映画版の4作は観ておくことをオススメする。