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性癖と向き合う
ニュースやSNSで飛び交う
某タレントの歪んだ性行為の内容
その快楽と引き換えに払った代償
そして他者への損害
対象者とメディアの騒ぎ具合から
どこか他人事と錯覚してしまうが
やってる内容そのものは
我々がしてることとさほど相違はない。
加虐性でどす黒く
そして歪に染まった
性行為。
BDSMと謳ってはいるけど、
性暴力とさほど違いはない。
それを快楽として
自身を満たす手段として
人を傷つける。
そういった属性のわたしたちは
常に大きなリスクと責任を背負っている。
そしてまたそのリスクを
さらに肥大させてしまう要因となるのが
加虐者の『思い上がり』である。
受け手だからといって
相手のなにもかもを
受け入れてくれるわけではない。
許容できる範囲というのは
個性と同様、千差万別であり、
常に変動する。
同じ人間であっても
状況やタイミング次第では
全く異なるパフォーマンスとなる。
それを度外視し、
自身への自信のみで対峙すると
結果は惨めなほど『至らない』ものとなる。
我々は鼻から歪んでいる。
その歪みと共存するためには
歪んでいる者としての自覚をもつことが
最低限の責任となる。
理解されない
容易に受け入れることができない
そういう類の欲求を抱いている。
だからこそ、
抱きしめてもらえる悦びは凄まじく
抱きしめてもらえることに
感謝することを忘れてはならない。
ザーメン
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