社会レベルで考えたほうがいい、子育てっぽい話。
この記事にたどり着いてくれたと言うことは、子育て中の方や、教育に関係のある方や、保育や教育に興味関心を持ってくれている人かと思うと嬉しい。少なからず、思いを抱いている人がいるという事。それが孤独に戦うママたちの救いであったりすると思うから。
いきなり市場価値から考えてみた
ちょっと見てくださいよ、この表を!
♪詳しく見たい方はこちらへ→https://stat.visualizing.info/msm
この表はね、今の日本の『市場価値』というものを、視覚的にわかりやすく表現されたものです。必要なものがデカデカと書いてある。なるほど。
あ、「介護」は発見…
ということは「保育」もあるよね、きっと。…どこ???(笑)
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おっと~~~~!小さい小さい小さいところに発見しました!!!(HPに飛ばないと分からないくらい小さい。)
「炭酸飲料」より下や!「豆腐」にはちょっと勝ったわ!!
え?・・・市場にとって、子育て世帯ってそんなに価値がありません⁈(゚Д゚;)(゚Д゚;)
私たち子育てママが、頼りたかったり、関心を持ってたり、助けてほしい、知って欲しい、そういうモノがほとんど入ってないじゃん!Σ(・□・;)
「・・・な~~~~んだ、どうりでむくわれないわけだ」
私はあまりにもショックを受けて、大好きなマーケッターの方に質問したわけですよ。
「どうして保育や教育という言葉が出てこないんですか⁈価値がないということなんですか⁈」
そしたらその方は優しく、「心配かけて悪かったね。これからもっとみんなで必要なものにしていきましょう!」と言ってくださったんです♪
「・・・なるほどそういうことねΣ(゚д゚lll)ガーン」
核家族と、青少年の自殺と、中高年の引きこもりと
私たちは「核家族化」と言われてずいぶん経った世代ですよね。でもまだ、市場規模でいうと興味を持たれていないわけですよ。
少子化だから市場規模は少なくてしょうがない??
これっていわゆる「たまごが先か、にわとりが先か」って奴じゃない?子育てしづらい世の中だから、子どもを産みたくないって人が増えてるんじゃないの??
子育て世帯をこのまま放置しておいていいと思いますか?コロナの影響で虐待や自殺、いろんな問題が浮き彫りになりましたよね。
日本がここ数年ずーーっとナンバーワンの座を守り続けているのは、「未成年の自殺」なんですって。。。
そんな苦しい少年時代を送っている子どもたちが、将来日本を背負って立っていくんですよね?どうして今の大人たちがそこを見ないふり出来るんですか?なぜ国をふるって手を差し伸べようとしないんですか?
子育て世帯だけの問題じゃない!!私たち日本国の問題だ!!まず子どもたちを救っていかないと、日本はどんどん病気になっていっちゃうよ!
40~50代の引きこもりの方が多いという事も、ある事件を通して明るみになりましたよね。。
私はあの時ちょうど、保育士として働いていて、ゼロ歳の子どもたちから生きるために必要なことを毎日欠かさず学んでいました。
それは「私を否定しないで!受け止めて!」というメッセージと、「出来るようになりたいの!」という成長意欲と、「誰かの為になりたい」という貢献的な思い。。。
事件の内容を聞いたとき、本当に心が張り裂けそうになりました。
親子みゅにけーしょん。
私はね、この時『家庭教育』を最重要視するべき問題なのではないかと考えたわけです。
これは、教育問題を家庭に押し付けようとしてるんじゃなくて、日本人、皆でコミュニケーションの仕方を学ぼうよ!という事なの。更にはさかのぼって私たちのマインドについて考えてみようよ!って言いたいの。
私たちは成長するにつれ、大人になるにつれ、どんどんみんなと一緒でないことが悪になり、”人格”や”個性”、”意志”というものが否定されていく。愛する誰かの為に働くことが重要では無くなっていく。そういう社会の下で成長してきました。誰が悪いとか、そういう問題じゃないの。こんな風に成長してきてしまった…そんなことを悔いたいわけじゃない。
正しいコミュニケーションの方法をイマ、この瞬間から取り入れて、自分や相手の個性を受け入れることが何よりも大切。まず「そうなんだね」って聞く。「それはいい考えだね」って認める。「本当は何したいの?」って心が思っていることに目を向けてみる。楽しい、ワクワクする感覚を思い出す。
本当はとても簡単なこと、当たり前のことかもしれない。でもね、私たち大人がまず、そんなコミュニケーションを大切にされてきましたっけ?
内部対話と人間崩壊
皆さん、知っていますか?私たち人間が「これはどうする?」「よくできたね!」「失敗しちゃった…」と自分自身に話しかける”内部対話”を、一日に「6万回以上」しているという事を。
その内部対話で「私はダメな人間だ」「また失敗する」「きっと嫌われている」と何度も繰り返しネガティブワードが頭を巡っていたら、、そりゃ自己肯定感ガッタガタよね。
ギャンブル依存してた元旦那との4年の結婚生活。わたしはたった4年間で「人間崩壊」の経験をしました。とても貴重な体験です。
「あれが出来てない」と毎日責められて過ごす日々と、
「私が何とかしなければ…」という思考にとらわれる”共依存症”。
それでもどうにも変わらない旦那に対して、暴力的になっていくのは私。
子どもたちにも攻撃的になって、信じていた「私」というイメージがガラガラと崩れ去っていく体験をしました。自分が変わっていってしまう恐怖。恐ろしくて悲しくて仕方なかった。
苦しんだからこそ、わかる。
人はいとも簡単に壊れることが出来るという事。
「愛」というものに惑わされて、本来の自分自身が持っている
『私を生きる』ことの大切さを忘れてしまう。
「私」が消えてしまうことがなにより一番つらいことなんですよね。
赤ちゃんという師匠に鍛えられました。(実践実践‼)
私はお金をかけて沢山、沢山学んできました。でも、案外言ってることはみんな一緒で、「基本原理」というものが存在しているという事。
基本原理を私の中で「確信」という強い感情、体験で気づかせてくれた人、
誰だと思いますか?正解はね・・・
『赤ちゃん』(笑)
ゼロ歳児クラスの子どもたちから、核心的な「人が幸せに生きる方法」を教えてもらったんです。人は生きるために必要な能力を持って産まれてきている。
『じぶん』という人格、個性、意思。
私たちは誰でも親になることは出来るし、育てることだって出来る。でも人格や個性、意思を肯定してあげる方法は知らない人が多い。
赤ちゃんに「うん」「いいえ」で答えられる意思の確認をしてみよう!嫌だったら泣くし、良かったらきっと「うん」っていう合図をくれるよ。
イヤイヤ期の子どもにも聞いてみよう。「これやりたかったの?」「まだ遊びたかったの?」子どもはきっとびっくりしたようにぴたっと止まって、「うん…」とうなずくよ。
「そうなんだ、やりたかったんだねぇ」もう一度受け入れてみる。きっと自分の気持ちをしゃべり出すよ。にこって安堵したように笑うよ。
「じゃぁさ、少しだけやってみようか!」「ママが終わりって言ったらおしまいに出来るかな?」「続きはまた今度一緒にやろうね」
そんな言葉がけ一つで、親子関係はガラッと変わる。
泣いて大騒ぎして、長引いてイライラしていたのがウソみたいに、子どもは『自分を受け入れてくれた』って喜んで、話を聞いてくれるようになる。味方に認定される。「この人のいう事だったら、聞いてやってもいいかな」という情を抱くようになる。
勿論子どもは「個体」。思い通りにいかないことばっかりだよ。予測に反することはママのストレスになる。だからイライラするのは当たり前。
保育士は、我が子じゃないから冷静に、個性に向き合うことが出来る。”子どもは思い通りにいかない”って、一歩引いて関われる。でも親になったらそうはいかないよね。だって我が子のことは一番よく分かっていたいのが親だもの。でもわけわかんない行動を起こす。だから冷静でいられない(笑)
自分を責めるのをやめようよ。「優しいママ」じゃないことを謝るのはやめよう。「こんなママでごめんね」って後悔する必要なんてない。
だってみんなそうなんだもん。素敵なブログの一場面を見て、優しいママときれいな部屋に憧れて、自分の首を絞めちゃってる。私も例外なく(笑)
憧れは一旦置いて。今日、子どもたちに一回優しくできたことを褒めてあげよう。今日、一緒に笑ったことを思い出そう。今日、「本当はどうしたいの?」って聞いてあげられた私を認めてあげよう。
きっとここから「家庭教育」って始まるんだと思う。
まとめてみると。。
子どもたちが周りの大人から、自分の存在を十分認めてもらって、のびのびと、あれをやってみたいとかこれをやってみたいとか、想像力豊かに、ワクワクした笑顔で、毎日を生きて欲しいと思う。
それと同じくらい、「もう大人」と言われるけど、「昔子どもだった人たち」が周りから認めてもらって、自分の個性を認めてもらって、自分でも「どんなじぶんでもよし!」と認めてあげられるようになってほしいと思ってる。
これは社会全体の問題だ。みんなが例外なく求めていいこと、みんなが例外なく取り組んでいけること。イマこそ、ひとりひとりが向き合っていく必要があると私は思う。(なんかNHKさんの終わりみたい?笑)
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私、今こんなことに取り組んでいます♪
Zoomで「保育園ごっこ」
https://peraichi.com/landing_pages/view/kyoukan3miico
子育てって孤独で、
困ったときにすぐ誰かに相談したい…
と思うことって沢山ありますよね。
だけどネットで調べていると、
知識だけがどんどん増えて
余計不安になってくることありませんか?
経験ある保育士に直接、
メッセージで相談出来る。
むしろママ達が保育士と
一緒に子育てする仲間として、
「子どもにどう声を掛けたら伝わるかな…」
と相談して試行錯誤出来る。
それが、コロナ下で産まれた、
オンラインの新しい子育て共同体✨
オンラインなら、全国から参加できるし、
簡単に人とつながる事ができる。
悩みを一緒に共有する事ができる。
孤独で頑張ってるママ達に、
もっと寄り添った言葉をかけたい。
社会と繋がりが無くなる寂しさを知ってるから
"大丈夫、一人じゃないよ"
って伝えたいんだ。
親子みゅにけーしょん。
一緒に考えていこう。
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