かいごの基本 介護技術2立ち上がり
3大介護、移乗介助の基本を学んでないにもかかわらず初めての研修がトランスファ研修。つまり移乗介助であります。理学療法士さんが教えていただけるので何か特別なのか全くの素人だったので不安でした。
まず習ったこと
立ち上りの3原則
・上半身が前に倒れる
・足のかかとが膝より後ろに行く
・おしりの高さが一定の高さにある
介助する相手、つまりお年寄りの状態の条件です。この状態にない場合は一人で介助出来ないということ。やればリスクが大きくなるということ。
移乗介助する前に相手に(お年寄りに)3つの状態になってから動き出そうと言うこと。
①車椅子から椅子へ移る際に、
膝まづいて自分の肩に上体を載せる方法。
②車椅子からベッドへ移る際に、
自分がベッドに座り自分の膝の上に相手の
足を載せ、上体を曲げ膝に座ってもらい自分
はベッド上を少しスライド移動し相手をベッ
ドに移す方法。
上記2点を習いました。
大切なのは
立上りの3原則
です。
この3原則が私の以後の介護で大きく影響します。
介護をスムーズにし、一人でできる範囲のライン引きが出来たのです。
床から抱き起こす、拘縮が強い、体重が異常に重い等のお年寄りは一人で無理しないでいいよ、と言ってあげられるのです。
後輩職員に教えるための根拠ができました。
今までいた職員で先輩から
一人でなんとかするのよ
と、言われた方は沢山います。今はそんなことはしなくても良い時代です。自分自身の体を傷めない方法を考えましょう。
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