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かいごの基本 入浴介助①
日本人にとってお風呂は大切です。新人職員さんは介護の仕事として入浴について初めて考えるのではないでしょうか。
清潔維持のために入るだけと思ってませんか。
入浴の意義や、目的を把握して、個人の健康状態に合わせ介助しましょう。
特養で行っていた一般的な私の方法を紹介します。(車椅子の方編)
入浴前に確認
食事、水分が取れているか。
体温、血圧が正常値もしくは医師からの許可範囲であるか。
排尿、排便を確認
準備
衣類等の着換え、保湿剤、軟膏、バスタオル、フェイスタオル、洗身用タオル、泡立てタオル
足拭き用のタオル、介助者用の足拭きタオル、
足浴用のタライ
脱衣場はヒートショック予防のため温度調整
お湯は38℃から40℃ぐらいを温度計で確認すること。自分の手の感覚だけでは判断しません。
シャワーで、お湯を出し浴室を温める。
脱衣
少しでも自分でできることはやってもらいます。
上は肌着一枚残します。下はリハパンもしくはオムツを残し脱ぎます。車椅子から入浴用のチェアーに移乗します。その際にオムツを車椅子に残す方法を取ります。
最後に上の肌着を脱ぎます。
そして足浴用のたらいにお湯を入れ足をつけていただく。
▼ここまででも、施設や職員によって違うかもしれません。
入浴介助の場面は、衣類を着ていない為転倒や転落等リスク管理が普段より必要になる場面です。
準備不足や手順間違い等でお年寄りを危険にさらしたり、興奮させないことが大切になってきます。
スムーズな入浴を心がけましょう。
私は足浴を必ずします。それはお年寄りは寒がりですし、早くしてほしいと大きな声が出ることで職員が焦らされ、安全面に抜けがでる可能性が有ります。足を温める事で待って頂けるとことに気づきました。慌てないことが事故の予防に繋がります。