![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/126922912/rectangle_large_type_2_af72135a3c59621ea4fae8b671785dc6.png?width=1200)
そうだ 京都御所へ、行ってみよう。
二条城へ行ったとき、「近くに天皇がお住まいだったので・・・」というエピソードをいくつか聞きました。
そう言えば、京都には明治時代まで天皇のお住まいだった京都御所がありますわ。
京都御所であれば、電車を使えばドアツードア(清所門のことね)で40分もあれば行けます。
というわけで行ってきました!
京都御所の近くに、応仁の乱の2年前にオープンしたというおそば屋さんがあると聞いてます。お昼ごはんには、おそばを食べに行きます!
京都御所
京都御所は、鳴くよウグイス平安京の794年から、明治維新の1869年まで天皇のお住まいでした。
京都御所(宮内庁ホームページ)
南北方向に約450m、南西方向に約250m、面積にして11.4万平方kmの大きさがあります。
参観は無料ですが、京都御所の西側にある清所門(せいしょもん)からのみ入場が可能です。入場時には、手荷物検査があります。警察や宮内庁の方がいたるところにいらっしゃいますので、悪いことするとすぐに捕まるのでしょう。
京都御所の施設
建礼門(けんれいもん)
![建礼門](https://assets.st-note.com/img/1704623858909-YkIkr92Ez9.jpg?width=1200)
南に位置する京都御所の正門にあたる建礼門です。
天皇陛下や国賓のみが通ることができます。
紫宸殿(ししんでん)
![紫宸殿](https://assets.st-note.com/img/1704623927247-F259z9Gg8M.jpg?width=1200)
即位の礼などの最重要の儀式が行われる正殿です。
清涼殿(せいりょうでん)
![清涼殿](https://assets.st-note.com/img/1704623958778-1MMg6yvaCi.jpg?width=1200)
平安時代に天皇がお住まいだった建物です。
御常御殿(おつねごでん)
![御常御殿](https://assets.st-note.com/img/1704623992341-X7MZztlmAO.jpg?width=1200)
天正15年からの天皇のお住まいです。
新御車寄(しんみくるまよせ)
![新御車寄](https://assets.st-note.com/img/1704624010407-hKdVyyEyLq.jpg?width=1200)
大正天皇の即位の礼の際に、馬車で行幸するためのに建てられた建物です。
諸大夫の間(しょだいぶのま)
![諸大夫の間](https://assets.st-note.com/img/1704624056586-1jVyIViTcn.jpg?width=1200)
正式な御用で京都御所に来られた方のための控えの間。
3つの間があり、画像右側京都御所中央部に近い方から、身分が高い方の間となってます。
御車寄(おくるまよせ)
![御車寄](https://assets.st-note.com/img/1704624076318-ikZsKVp9RU.jpg?width=1200)
貴族や許された者だけが使用できる玄関です。
皇宮警察本部のお車
![皇后警察本部車両](https://assets.st-note.com/img/1704624095719-6ynKzukwGX.jpg?width=1200)
天皇や皇族の護衛や皇居などの警備を行う皇宮警察本部という組織があります。
皇宮警察本部の1つの部署である京都護衛署の車両です。いわゆるパトカーです。
京都御苑
京都御苑は、京都御所の周りにある公園です。
![京都御苑](https://assets.st-note.com/img/1704624144128-LaCFU17CLa.jpg?width=1200)
京都御所の周りにあった宮家や公家の住宅街が、明治時代に都が東京へ移ってから公園に整備されました。
実は、京都御苑を京都御所と思ってました。京都人は、京都御所と京都御苑をあわせて「御所」と呼んでいるそうです。だからだ。
![京都御苑](https://assets.st-note.com/img/1704624174372-xzT5eZdymQ.jpg?width=1200)
ずーっと砂利道になってるので、履物によっては歩きにくいかもしれません。
キャリーケースを引きながら歩くのは、やめたほうが良いでしょう。
京都御所ガイド
無料ガイド
宮内庁職員の方が、拡声器を携えて京都御所の案内を行ってくださいます。
日本語ガイドであれば、9時半、10時半、13時半、14時半に開始してます。パンフレットには記載されてないこともご紹介いただけます。
京都御所の参観について(宮内庁ホームページ)
京都御所内にはたくさんの松があります。2種類あって、触ったら痛くないほうが赤松、触ったら痛いほうが黒松だそうです。
そんなことまで教えていただきました。実は今回一番の「へぇ〜」だったことはナイショ。
![京都御苑の赤松と黒松](https://assets.st-note.com/img/1704624481545-NBN4Wi9MB9.jpg?width=1200)
春や秋の行楽シーズンには、旅行ついでに寄る人で多くなるようです。本気でガイドしていただきたい方は、行楽シーズンをはずした平日に行かれる方が良いです。ガイドの方によると。暑い日、寒い日がオススメだそうです。
ガイドアプリ
ガイドを行ってくれるケータイアプリもあります。
宮内庁参観音声ガイドアプリについて(宮内庁ホームページ)
このアプリはGPSで位置を捕捉してて、施設の近くになると「OOOの近くですよ!」と通知してくれます。施設のページを開くと、音声ガイドを流していただけます。
自分のペースで周りたい方は、こちらを利用された方が良いかもしれません。
One more thing
本家尾張屋
応仁の乱の2年前にオープンしたそうです。京都御所から約1.5kmの位置にあります。
![本家尾張屋](https://assets.st-note.com/img/1704624642921-ZMZmJNOWbf.jpg?width=1200)
ここの名物は「宝来そば」です。
五段に盛り付けられたそばに、薬味をのせ、だしをかけて食べます。
蕎麦湯もいただけます。桜の花びらが入った桜湯でした。
![宝来そば](https://assets.st-note.com/img/1704624662290-icOLA2a4IC.jpg?width=1200)
冬季限定メニューで「かもなんば」がありました。
![かもなんば](https://assets.st-note.com/img/1704624679960-Ixhrtdm0FI.jpg?width=1200)
オープン当時は、そば粉を使ったお菓子の「そば餅」をつくられてたそうです。
すぐ隣に、お菓子を売る店舗も出されてます。
行き方
京都駅から京都御所への行き方
京都御所の入場門になる清所門に一番近い地下鉄今出川駅を利用したほうが近いです。
京都駅寄りの地下鉄丸太町駅で下車して、先に京都御苑を散策するのも有りですね。
バスは混むのでやめといた方が良いです。
京都御所から本家尾張屋さんへの行き方
烏丸通(からすまどおり)を一本だけ東の筋になる車屋町通(くるまやちょうどおり)を南へ向かうだけの、ナビフリーなルートです。
京都御苑を出てから、歩いて10分程度で到着です。
![京都駅から京都御所地図](https://assets.st-note.com/img/1704624773942-V9nF25JhGH.png?width=1200)
以上、京都ノートでした。ほな。