2024年 京都おすすめ桜名所と開花予想
例年、京都市内の桜開花時期は、3月下旬~4月中旬。4月上旬~4月中旬にかけて見頃・満開になります。
過去10年の開花宣言日は、平均で3月の23.6日。去年2023(令和5)年は、桜の開花が早く3月17日でした。
京都地方気象台による京都の開花宣言日は3月29日でした。
1.背割堤
背割堤は、1.4㎞に約250本の桜が植えられており、桜シーズンには10万人もの人が訪れます。
背割堤さくらまつり期間中は、運営協力金(100円)が必要です。広いので場所取りの必要も無くゆっくりとできるので、家族連れや子どもとお花見にオススメです。
2.京都御所
京都御所(京都御苑)では、早咲きの「近衛の糸桜」や紫宸殿前の「左近の桜」など雅な名の付いたサクラが見れます。
早咲きの近衛の糸桜(京都の三ツ星桜)は、孝明天皇が「昔より名にはきけども今日みればむべめかれせぬ糸さくらかな」と詠まれています。
3.蹴上インクライン
約582mの傾斜鉄道跡に約90本の染井吉野が咲きます。フォトジェニックスポットとして人気。
インクラインから哲学の道まで歩くインクライン~哲学の道桜半日コースやインクライン~哲学の道桜1日コースがオススメ。
4.哲学の道
哲学の道の名は、哲学者西田幾多郎が思案しながら歩いた事から付けられました。約1.8㎞の道沿いに関雪桜や橋本桜など約450本の桜が植えられています
桜シーズン後半は、白沙村荘橋本関雪記念館近くの白川疏水で散った桜の花弁が水面に連なる花筏が見れます。
5.祇園白川
巽橋・辰巳大明神付近は、桜と石畳と柳が相まって京都らしい風情をかもしだし、フォトジェニックスポットとして人気があります。
夜ライトアップされると昼間とは違ったおもむきになる。世界遺産清水寺まで歩く清水寺~祇園白川桜コースがオススメです。昼・夜どちらも桜が楽しめます。
6.醍醐寺
醍醐寺(世界遺産)は、豊臣秀吉が催した「醍醐の花見」で有名です。京都屈指の桜の名所で毎年多くの人が訪れます。
約1000本もの桜が咲き誇る。毎年4月第2日曜日、豊太閤花見行列が行われます。
7.嵐山
嵐山は、昔から桜の名所(京都桜ランキング3位)として知られています。
山桜は、亀山上皇が奈良の吉野山から移植した桜と伝えられる。嵐山全体で約1500本もの桜が咲きます。
8.二条城
世界遺産二条城は、約50品種約400本もの桜が植えられています。3月上旬~4月下旬まで約2ヶ月間桜が楽しめます。
9.京都府立植物園
京都府立植物園は、早咲きから遅咲きまで約150種もの桜が植えられていて、長い期間サクラを楽しめます。
24万平方メートルの敷地面積に12万本の植物が展示、日本最大級の観覧温室もあります。広いので小さなのお子様連れからお年寄りまでゆっくりと楽しめます。
10.東寺
世界遺産東寺の不二桜(三ツ星桜)と五重塔の組み合わせは、京都らしい景色でオススメです。夜にはライトアップも行われます。
不二桜(京都の三ツ星桜)は、樹齢約120年・目通り1.5m・樹高13m・枝ぶり7mのエドヒガン系の色の濃い八重桜です。