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あなたの知らない祇園祭vol.7 神幸祭 神輿渡御こそが祇園祭だった

7月の京都は祇園祭一色。
「祇園祭はよく知っています。宵山も楽しみましたし、山鉾巡行も見ました」とよく言われます。

祇園祭の本当の神事をご存知ですか?

山鉾巡行の後で行われる7月17日の神幸祭、7月24日の還幸祭で行われる神輿渡御こそが、祇園祭の神事なのです。

山鉾巡行で京都の街を清め、神様の行列が歩くのです。
山鉾巡行はまさに露払いなのです。

7月17日の神幸祭、神輿渡御について書いていきます。

前祭の山鉾巡行が終わった頃、八坂神社では
神幸祭の準備が進みます。

中御座、東御座、西御座の3基の神輿が出ます。

八坂神社の正門(南門)から神輿が出てきました。
祇園石段下と言われるところは実は正門ではありません。

中御座の神輿


東御座の神輿

この後、18時30分ごろに八坂神社石段下にて三基の神輿の差し上げがあります。


四条通を進む神輿渡御の最前列を行く宮本組神宝奉持列。


宮本組

白馬に乗られた久世駒形稚児。こちらは長刀鉾のお稚児さんとは別です。

久世駒形稚児


中御座の神輿


八坂神社三基の神輿が、氏子区域内をそれぞれ所定のコースに従い渡御。


寺町商店街

四条御旅所前

21時ごろまでに四条御旅所到着。

三基の神輿は以降24日まで御旅所に据え置かれます。この一週間の間に毎日無言参りをすると願いが叶うと言われています。

舞妓さんたちが無言参りをされていると聞きます。
決して、お声かけなさいませんように。

7月17日は長い一日になります。
山鉾巡行から、神幸祭・神輿渡御で四条御旅所に戻られるまで12〜13時間。

見学される方は水盆補給を忘れずに。

還幸祭・神輿渡御は24日の後祭山鉾巡行の後に行われます。
神幸祭・神輿渡御にはないコースで、祇園祭発祥の地(神泉苑)には中御座の神輿が繰り出します。

本番のレポもしますので、お楽しみに。

今日は祇園祭神幸祭・御輿渡御について書きました。

また、2024年の祇園祭レポ、そして、あなたの知らない祇園祭vol.8では前祭宵山・山鉾巡行を見るのはこの場所がオススメという記事もアップします。

お楽しみに。

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