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自利利他とは

こんにちは。
共に心に火を燈す経営パートナー、共燈コーチルタントです。

今回は前からモヤっていたことが晴れた気がしたので
書いてみたいと思います。

モヤっていたこと

動機善なりや、私心なかりしか

稲盛和夫

稲盛さんがビジネス上の重大な決断をされるとき
この決断が真に利他の心による決断か、
自分の利を優先していないか、
ご自身に問うておられた言葉です。

この言葉を初めて聞いたときに心を打たれ
以来、判断軸の言葉にしています。
何か決定したり判断するときには
この言葉を思い起こしています。

ところで、利他の心が大事なのは理解できます。
自分の利益よりも世のため人のためという精神に
共感します。

でも自分がビジネスでもプライベートでも
最も喜びを感じてモチベーションが上がるのは、
実は「自分の成長を実感した時」なのです。。

自分の成長の為にがんばる
というのは、私心にならないのだろうか・・・💦
これをずっとモヤモヤしていました。

仏教の言葉「自利利他」

それが最近になって、
自分は「自利」と「利己」を
ごっちゃにしていることに気づいたのです。

たまたま「自利利他」という言葉を
調べてみて納得がいきました。

自利利他の利というのは幸せや喜びのことです。
「自利」は自分が幸せになること。
「利他」は他人を幸せにすることです。
自利利他というのは、自分が幸せになると同時に、他人を幸せにするということです。
自利だけでもありませんし、利他だけでもありません。
自利利他が仏教の精神です。

日本仏教学院HPより

あ、そうか。
自分の幸せ(成長実感)が他人を幸せにする
その精神のことを言ってたのか。

自分の成長を求めることが
コーチングとコンサルのより深いご支援を通じて
相手の笑顔を引き出すことになるなら

利己的(自分だけが得すればいい)
ではないですね。。
私心とはつまり利己的という意味だと
ようやく理解できました。

分かってる人からしたら
何を言ってるんだか、という話なのですが
自分の中ですとんと肚に落ちて
長年のモヤモヤが晴れました(笑)

また「自利利他」は「利他自利」ではないのも
順番に意味があるように思います。
自己犠牲をもって他を利することを
求められているのではないのですね。

言葉は丁寧に理解しないといけないなと思いました。

自分の幸せが他者の幸せになるためには、
稲盛さんのように常に私心がないか
自問する心掛け
が大事だと思います。

これからも
自分の能力と人格の成長を求めつつ
誰もがいきいきと成長を実感できる社会を
目指して頑張ろう
と思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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