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外国語習得には、何年も海外にいないとダメ?
今日の上級クラスの文法の問題の中に
「イギリスに3年もいたと聞いたので、さぞ英語が上手だろうと思いきや、片言も話せないらしい。」というのがあった。
これを見たマレイシア人男子学生が、「これはあり得ないでしょう~」発言。ペラペラとはいかないまでも、少しは話せるはずだという思いが強いようだった。
そこで私が、「ながくその国にいても、必ずペラペラになるわけではないよ」と言うと、イマイチ納得してなかった。彼だけではなく、留学生の一般的な傾向として、「ペラペラになろうと思えば、その国に必ず何年もいないとダメ」と思う人が多いようだ。(個人的な意見だけど)
私の知人の中国人女性は、20年以上日本にいるにもかかわらず、ほとんど日本語が話せない。別の知人も、あまりの日本語の発音のまずさに、長年いてもこのレベル?と思ってしまう。
「1年しかいなくても、とても上手な人もいるし、20年以上いても話せない人もいる。だから、自分が周りの人と交流し、学んだことをしっかりアウトプットしていくかが大切。どう人と接するか、どう学ぶかは、自分次第」という話をしたところ、深くうなずいていた。
私が初めて中国の北京に行ったときは、中国語力0だった。最初の頃は「您好」「再见」の2ワードで乗り切ったようなものだ。
本当に大変でサバイバルの日々。そこで「食べ物→トイレ→服装」を中心とした語彙から学び(生きていく上で絶対に必要な言葉)、徐々に語彙を増やし、1年で何とか一般会話はできるようになった。(でも書くのはまだ、苦手)
その後、職場の学校の教務主任の先生や事務職員さんたちと嫌でも話さないといけない状態となり、そこで、冷や汗を何回もかきながら、仕事で使う中国語会話を身につけた。
系統立てて勉強していないから、穴だらけの中国語で、発音も良いとは言えない。でも、どうにか教務主任の先生とは話せるようになった。
要は、自分次第。学生達よ、頑張ってね!!
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