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高橋 恭介 Takahashi Kyosuke
2024年4月18日 06:01
「そういうの嫌いだ」と吐き捨てるように言ったあの時の君が、「ありがとう、また会おう」と言ってくれて僕は嬉しくなったりする、なんていうような誰にも分からない気持ちが一つの場所に留まり続ける、そうやっていつか死んでいく。そこには時間がある、時間があるんだよ。実体のない、掴みようのないものが鼻先を掠め続ける、押すと引っ込みそうな、流動する。「きっとどこにも行けない」そんな気持ちになる。どうにもな
2024年1月23日 21:30
写真をやめた、写真を撮るのをやめた。やめたやめたやめたやめたやめたやめた。少しだけ。何を撮るべきか、自分が何を言いたいのか分からなくなった。僕にとって写真は、自分自身の表現ツールであると同時に句読点みたいな役割があって、それが自分の中でとても心地よいものだった、からずっと撮ってた。でも去年の9月に人生で初めて日本を出て、この地で暮らし始めた時から感じていた少しの違和感に、こ