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短歌~鏡心の短歌JamB「オーバードライブ」(59首)まとめ

絶望感 倦怠感の 一人旅 地図には無かったたんぽぽの丘

《鏡心の短歌=ココロそのまんまの短歌》です。

日々の暮らしの中の絶望…孤独…かすかな光…ええぃぜんぶまとめて「愛」だ!!…を詠んでいる《祈りと叫びの短歌(短歌ってことにしちゃう)》です🌱

作品の根幹は『人生、いろいろあるけど、私、元気を出して!!』の《じぶん応援歌》です📣

生きるよろこびが、生きるかなしみにのみこまれないように…🌸

Keep going with joy(and a sigh)!!!

ため息つきつつ、楽しくいこう!!!

そんな《鏡心の短歌の風》が結果的にいつか誰かへの応援歌…《あなたへのエール》にもなれたら良いなぁ…と思っております⭐️

こちらの記事は今までJamB- #ほぼ毎日短歌 として日々upしてきた私の #鏡心の短歌 をJamB章「オーバードライブ」としてまとめた #鏡心の短歌まとめ です📒

まとめ形式ならではの、ぶわぁぁぁとしたインパクトを書籍感覚でお届けできたらなぁ🌟🌟🌟

🍀🍀🍀🍀🍀

〜オーバードライブ〜


転んだよ 注意深く 歩いたのに 間違えた地図 気付いたら迷子

正しいと信じられぬ日々過ごしている なんとかしたい どうすればいい

逸(そ)れている 正しくありたい どうしよう 悔やみ隠して 上書き続ける

「正解」を どう捉えたらいい つかめない なげつける言葉 うごかない脚

大義名分 理由をいつも 探している 役に立たなきゃ ダメでしょ私

役に立つ アピール精出し 疲れ果て 切り捨てられる 怖れに囚われ 

値踏みする 役に立つか 立たないか 選んで埋める 空虚な欠落(かけら)

切り捨てる 益にならない コトならば 狩りを続ける 張りつめた弓矢

勝ち得たい 少しでも多く 良きコトを はりつめた時間 こわばった身体

より早く もっと多く 得続けたい 熟れすぎた思考(おもい)沈み込む足元

これじゃない もっともっと 追い求め 渇いた声 届かない波

成果評価 判定ばかりを 気に病んで いつも渇いて 八つ当たりばかり

落ちこぼれ このまんまじゃ ダメなんだ 焦る空回る ぬぐえぬ嗚咽

恨み節 ため息の奥 定着化 嘆きの細胞 怒りの細胞

取り戻す 鎧を重ねる 血まなこで 後悔を盾に 不安を剣に

種をまく 手当たり次第 泣き焦り 早く結果を! 待てない自分

成功と失敗 勝ちと負け 秘訣近道 揺れる足元

ギムレット 目をそらして 耳ふさぐ 逃げ込んでいること 暴かないでよ

ごまかすなよ 逃げ込むなよ ばれてるよ 決めろよ 動けよ 知ってるくせに

プログラム 思い通りに 組み立てたい 意気がる戸惑う マニュアル探す

彼(か)の人のよう 失敗しても いいじゃんと 言ってみたいよ 深夜の秒針

張りつめた 気持ち途切れる うずくまる なくしてしまった 手袋片っぽ

気付かない 見落とし続けた 長い時間 もう取り戻せない 失ったものたち

砂の粒 ため息にえぐられる 重い呼吸 安らぎ求めて

不安定 おびえているよ びくつくよ 失うことを 信じちゃってる

最短で 痛み感じず 損せずに たった一つの正解ちょうだい

夜の海 ここはどこだ 進めない どこに向かおう 足を着けたい

溺れている 何にすがりつけばいい にじむ輪郭 自虐の夜更け

人生は もっと楽しむもののはず このトンネルに 早く灯りを

もう少し 流れにまかせてみようかと 思えどついつい じたばた足掻く

うねる波 じっと信じて 待てぬから 欲しかったんだ 消えない灯台

目を覚ます 朝がきてたか いつのまに ずっとひたって いたかったのに

しゃがみこみ 傷つく前から 妄想の 痛みに執着 うずくまり朝

重い呼吸 ゆっくり無理矢理 浮かび上げる 目的探す 朝を始める

なくせない とりもどせない 焦る囲む 求めあがいて 見落とす湧き水

がむしゃらに フルスロットル 突っ走る 落ち着け見渡せ 気付いて私

思い込み にぎりしめて おびえてる 都合の良かった 勘違い重ね

空回り 甘い感傷 どうしよう 装う反省 続ける言い訳

愚痴りたい 弱音吐いて 甘えたい 足りない努力 我慢の境界

遠いなぁ 届かぬ掴めぬ 光る星(いま) 作り笑いで ごまかす刹那

止められぬ 時の流れに 乗り遅れ 馴染めず戸惑う 新しい景色

かわりゆく ずっとこのままで いたいのに 進む退(さ)がる おはようおつかれ

大丈夫 そう思える よりどころ いつもいつでも 探しているのだ

勘ぐって 痛み恨み 疲れ果て 歪めた唇 自虐の快楽

自分とは 違う相手を さげすんで かみつきうらやみ 見下してきたよ

嗜虐被虐 ねじれた思い もうやめる かわいそうなあなた かわいそうなわたし

呼び覚ます 声がそっと すぐそばに 上がった温度 ああ 助かった

マイペース ごまかし上書き 笑い飛ばす 何度も朝を 迎える為に

受け容れる 怒る逃げる なんでもあり けれども貫く 私の誠実

忘れゆく あんなに素敵だったのに それをも受けとめ 旅を続ける

現状に しがみついても つかなくても 続けてゆくよ これからの道

不確かで 吐きたくなるよな 日々だけど かすかなきらめき ぬくもりにかえて

正しさを 信じられない 一里塚 かすかな祈り そっと抱きしめ

とりあえず笑うことから始めてみる 楽しさの奥 納得(ただしさ)を祈って

変わりゆく 影も光も 全部在(あ)る せっかくだから 味わい暮らす

遠回り 効率悪い 旅途中 それでもここまで たどりついたよ

もどかしい 思い通りに したかった のたうちまわって 本気で生きる

深呼吸 思っていたより 簡単で 思っていたより 楽しいもんだ

絶望感 倦怠感の 一人旅 地図には無かったたんぽぽの丘

鏡心の短歌JamB:「オーバードライブ」(59首)まとめ

読んでいただけてうれしいです!!
本当にありがとうございました!!

(今までの#鏡心の短歌まとめ はこちらです⬇️)




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鏡心の短歌☆麻千子〜鏡心の風〜
お気持ち、とってもうれしいです! ご縁に感謝!!です  【春霞 遠くの富士は 見えぬけど 確かにあると 信じられる朝】(←鏡心の短歌:137)

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