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『出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった1年間のこと』 花田菜々子

猛烈に面白い本を読んだ。

夫に別れを告げて家を出た書店員菜々子。仕事にも行き詰まった彼女はひょんなことから、出会いサイトで会った人に本をすすめていく…という実話。人に会いながら自分のしたいことが浮き彫りになって形になっていく。

どんな人と会うのか?どんな本をすすめるのか?(私は穂村弘を図書館で予約した)彼女はどうなって行くのか?じゃあ、私にとって彼女のそれって何なんだろう? と一気読み。

ヴィレッジヴァンガードに12年勤めて、二子玉川蔦屋、パン屋の本屋さんを経て、いま日比谷のHMVの本屋さんの店長をされているらしい。 〈追記〉会社の人に朝貸したら、昼休みに「これ面白い…」ってチャットきた。ほらね!!!ちなみにエロさはほぼない。
#であすす #本 #読書
2018.4.27

追記:2019.1.4
本の感想を書くようになったきっかけはこの本。『であすす』が素晴らしかったのはもちろん、紹介されていた穂村弘さんのエッセイがあまりにも面白くて、興奮していて、この感動をっ!とInstagramに書いてみたのだ。結果、2018年4月〜12月で140くらいの感想を書くことになった。

本の感想を書くようになったら、いろんな人が「私もその本好き!」とか「この作家のこの本オススメだよ」と教えてくれるようになった。Facebookでは意外な人からコメントが来たりした。私の周りに穂村弘ファンなんていないだろう、と思っていたら、その後6人くらい見つかった。好きって自分が発信していくと仲間が見つかるもんなんだな、と教えてくれた。



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