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片付いた家で暮らしたことがない

整理収納アドバイザーのEmiです。
お片づけの仕事6年やってます。

いくつもの片づけの現場を経験する中で、お客様方が共通してよく口にする言葉があることに気づきました。

それは
「親も苦手だったので、片づいた環境で暮らしたことがない。」

教育経済学の中室牧子先生の本によると、子どもの学力の高さへの影響は、通う学校環境ではなく、親の遺伝やその親にどう育てられたか(家庭環境)による影響が大きいという研究結果があるそうです。

そこで私は、片づけに悩むお客様方が口にしていた言葉を思い出し、学力だけでなく、親の暮らし方も子どもたちの生涯にわたって大きな影響を残すものなのだと思うようになりました。

食器が山盛りのシンク。
チラシやプリント、薬、食べかけのお菓子でいっぱいのダイニングテーブルやキッチンカウンター。
洗濯物の山が積まれたソファー。

その景色が子どもたちのノーマルになります。

片づけは、プロが入れば必ずできるようになります。
ぜひ、一度プロを頼ってみてください。

私たち整理収納アドバイザーは、子どもたちの未来のために、私たちの活動が「片づいた家に暮らしたことのない連鎖」を断ち切るきっかけになればいいなと思いながら、片づけの仕事をしています。

本当にもったいないのは物ではなく、子どもから信用されなくなること。
子ども自身が生涯にわたって自分の暮らし方に自信が持てなくなることだと思っています。

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