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【日記】9月27日〜10月3日

9月27日
新人さんが2人やってくる。てっきり年上の方かと思っていたら自分よりも年下の女の子達だった。
アイドルグループのグッズ発送作業も終わりが見えてきた。新人さんとタッグを組みながら一日働く。最初はおっかなびっくりだったのが次第にサクサク作業するようになってくれてひと安心。

夜、ユニコーン「ツアー2009 甦える勤労」ブルーレイを見る。

9月28日
入社以来2週間近く続いたグッズ発送作業が終了。
終わってから派遣さんや新人さん達とともにひたすら使わなくなった箱潰し。段ボールの解体は前の会社で嫌になるくらいやってきたので一人だけ異様な速度になる。

いよいよ明日からは新入りみんなが散り散りになって個々に指導してもらいながら作業することになる。妙な緊張感を抱えつつ帰宅してから夜は群ようこさんの仕事にまつわるエッセイ本をひたすら読み返す。すると、
「気に入らなきゃ、クビにしてもらったってかまわないやい」
という言葉を発見。辛いときはこの言葉を思い出そう、と決める。

9月29日
今日から本格的な研修期間。座学で先輩から会社のルールを改めて教わりつつ実際に作業をすることに。が、うまくいかず。冷や汗かきながら悪戦苦闘。単なる箱作りだけでも仕上がりがうまくいかなくて先輩からダメ出しされまくる。

どの部署も月末までに終わらせなくてはいけない仕事がほぼ終わってしまったらしく、午後は暇な時間も多くて少々拍子抜け。
休憩時間は新人さん達と情報共有。慣れない環境で色々と言い合える存在がいるのは本当にありがたい。

夕方から翌日から始まる案件の準備。嵐の前の静けさ、みたいな日。

9月30日
月曜日に入社した新人さんの一人が辞めてしまったと知らされる。前日早退していたと聞いて"もしかしたら…"と思っていたのだけど。自分を含め同じ時期に働き始めた4人でひとグループみたいな感じだったのでとても寂しい気持ちになる。

幼稚園や保育園向けの絵本の出荷作業が始まる。どんな作業であっても、
「なるほど。こういうことね」
そんな風にすぐ順応出来るのは長年の経験のおかげか?と、その矢先ポカをやらかしたりする。気を引き締めてやらねば。

夕方からは新人さんがいる部署での封入作業。もし分からないことがあっても気軽に聞ける、という環境だったので途中から何だか楽しくなってハイスピードでやる。

明日は台風がやって来るらしい。

10月1日
台風の影響で雨風激しく会社までバスに乗って行く。いつも歩きながら見ている景色がものすごい速度で過ぎていく。会社の入り口前にバス停があるのでほとんど濡れずに出社。なんだか不思議な感じ。

引き続き絵本の出荷作業。膨大な量の案件を無事に終えて達成感に包まれる。が、月曜日からはまた別部署に移動して研修、とのこと。どうにも落ち着かない。

夜、奥田民生「ひとり股旅」DVDを見ながら寝る。

10月2日
朝、YouTubeで「細野晴臣 いつも新しい音を探している」という古いテレビ番組の動画を見る。今から20年前に放送された番組で当時ビデオテープに録画して何度も何度も見た。自分にとっての礎のような番組。

昼前に換気扇の定期点検の立ち合いをしてから買い出しへ。長らく続いた緊急事態宣言が終わって最初の週末。街並みの様子は先週とあまり変わらないように見えた。変わったことと言えばマスクをしない人が明らかに増えたことくらいか。

セロニアス・モンクのレコードを聴きながらさくらももこ「またたび」を読む。世界のどこに行っても「この方が"ちびまる子ちゃん"の作者だよ」と言えば誰にも通じるのだからやっぱり凄い。でもこの旅行記で最も印象に残ったのは最後の方に出て来る国内旅行の場面だった。

目まぐるしい日々の合間にのんびりとレコードを聴いたり本を読んでいると人生の幸せを感じる。

10月3日
朝、twitterを開くと"そいつどいつ"とか"空気階段"とか"KOC"とか見慣れない単語で溢れていて一瞬何のことかと困惑する。どうやら前日のお笑い番組についてのつぶやきだった様子。

さくらももこ「さくらえび」を読む。"あの日の奈良"というエッセイを読みながら思わず泣いてしまった。とても切なくて美しい話。

さらにアマゾンマーケットプレイスで注文した"ちびまる子ちゃん"文庫版全9巻が届いたので読み耽る。

夜、大滝詠一「EACH TIME」を聴く。再発される度に曲順がコロコロ変わった作品だけど、結局オリジナルアナログ盤の曲順がいちばん好きだ。

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