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今夜もどこかで乾杯!
人生の楽しみの一つ。
それはお酒とごはん。
高級店でなくともよい。
ぎゅうぎゅうの立ち飲みや大衆居酒屋が楽しいのは言うまでもなく。
キッチンに立ったままかじりつく、ちょっと侘しいちくきゅう&発泡酒も乙なもの。
日々の暮らしをほんの少し癒やしてくれるお酒―。
そのありがたさと楽しさに共感してくださる方もいらっしゃるかと思います。
47都道府県に配属され、それぞれアンテナを張る私たち記者も、その土地ならではの酒や食文化に慰められ、勇気づけられながら暮らしています。
普段の私たちがどんな支社局暮らしを送っているのか、その一端をこれから少しずつご紹介していきたいと思います。
※過度な飲酒を推奨する目的はありません。お酒は年齢制限などを守り、節度を守り楽しみましょう。
ほとばしる地元愛
大阪社会部の石原知佳(いしはら・ともか)です。
2006年に入社し早十数年。
入社後初めて配属された岡山支局を皮切りに、これまで大分や京都など個性あふれる第2、第3の故郷(京都は出身地ですが、親元で暮らすのと一人で暮らすのとではまた違う姿が見えました)で働き、生活してきました。
記者の多くは入社後、全国各地の支社局へと配属され、数年たつとまた別の地へと異動していきます。
初めての土地で働きだししばらくすると、取材で知り合った方々はもちろんプライベートの友人もできたりして、いっしょに呑んで食べて、たわいもないことや時にはちょっとした悩み事なども話して過ごすうち、自然と生まれてくるのが〝地元愛〟。
各地にちらばった同期入社の記者達が研修などで集うと、おらが村自慢に発展したものでした。
ちなみに大分では
私が2012年5月~2014年4月まで約2年間過ごした大分支局。
日本酒とワインをこよなく愛する私にとって、九州地方への転勤と聞いた時には「やっぱり焼酎なのかな~」とちょっと残念に思っていました。(焼酎好きの方ごめんなさい。個人の好みです・・・。)
実際はというと、九州北部は日本酒好きも多いそうで、大分もどちらかと言えば日本酒文化圏なのだそう(大分の和食料理店店主調べ)。首尾よく日本酒の美味しいお店に入り浸り、心置きなく地酒を楽しみました。
ついでに焼酎のおいしさにも若干目覚めました・・・。
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ご存知の通り、大分はいろいろ美味しい物があるのですが、スーパーの鮮魚コーナーの充実ぶりに心躍りました。
関アジや関サバ、関タイなども丸々売られていて、その場で刺し身用にさばいてくれます。
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大分・安心院葡萄酒工房のスパークリングワイン
もちろん温泉もあるよ
そして忘れてはならないのは、大分といえばの温泉!
大分市内にもちょっとした銭湯かのような扱いで至る所に温泉があるのですが、隣の別府市に足を踏み入れるともう・・・。
見ているだけで癒やされそうな側溝から立ち上る湯気に硫黄臭。泉質もバリエーション豊かな温泉は一日二日では到底回りきれません。
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元ストリップ劇場で開かれたイベントでパフォーマンスされていた方。
記事を書きながら懐かしい写真を見返していると、昨日のことのように大分での生活が蘇ります。
これ美味しかった。
ここでよくお酒飲んだな。
あの店のマスターはどうされているんだろう。
酒やごはん、お店の記憶は、誰とどう過ごしたかの記憶につながり、
自然と「ああ、そろそろ帰りたい(京都出身ですが)」と思うのです。
そして大阪でも、メニューに「大分産かんぱち」などと目にするとついつい頼んでしまうのでした。
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小皿に溢れた日本酒をこぼさずグラスに戻すのが特技です
次回からは
若手記者を中心に、それぞれの「お酒と私」にまつわるあれこれをご紹介します。
高知からは謎の風習「おきゃく」の正体、氷室発祥の地とも言われる奈良からはその歴史からバー文化を紐解いてみます。
・・・そのほかも続々?
記者たちの普段の暮らしぶりがお伝えできればと思っています。
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ちなみに↑で楽しそうにお酒を頂いたお店は・・・
【キッチン ウィル(Kitchen WILL)】/大分市都町3-5-15
先日数年ぶりに遊びにお邪魔しましたが、相変わらずの日本酒の品揃えと、肴の充実ぶりでした。
「大分は日本酒文化圏」(諸説あります)と力強く励ましてくれるマスターがいます。
石原知佳(いしはら・ともか)
大阪社会部記者。2006年入社。岡山→大阪→大分→京都→大阪。
大阪では会社周辺の立ち飲みか、自宅周辺の癖強系日本酒バーに出没。自宅で宴会を開くのが趣味です。弊社グラフィックス部藤本さん作「清酒」トレーナーを着ているヒトがいたらそれは多分私です。
5月から司法担当になりました。
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