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俺は田舎で暮らしているゴリラ 田舎で暮らしているというか ジャングルで暮らしているから 俺からすればこちらが都会だ だがしかし 都会に暮らしているゴリラもいた このジャングルを抜け出して 光雄のやつはすっかり コンクリートジャングルで暮らしている そんな光雄から手紙が届いたんだ 「きゃらを、遊びにこないか? 都会にはジャングルでは食べられない 美味しいものがいっぱいある」 まじか、バナナ以外にも もっと美味しいものがあるってことか? しかし、都会はこことは違い 文
俺は太陽 今、非常に鬱陶しい状態にある それは北風のやつが話しかけてくるからだ 「なー太陽。俺と勝負をしないか?」 こいつは結構な頻度で勝負を申し込んでくる その都度コテンパンにするのだが だからなのか、なんとか俺を倒そうと躍起だ しかも負けているのに呼び捨てとか まぁあまりそういうところを 細かく言うと器量の無い奴に思われるし そこは言わないけど無礼な奴だ 「勝負ってなにをするの?」 「あそこに旅人いるだろう?」 「あーいるね」 「あの旅人の服を脱がしたら勝ちっての
俺は殺されたんだ それはあのロミオとジュリエット そのジュリエットのパパに政敵として 葬られたのである。 謂れの無い難癖をつけられ わが一族はことごとく裏切り者として 処刑されてしまった。 当然、成仏できずに ジュリエットファミリーの家を 徘徊してたのだよね 根は明るいほうだから そんな禍々しいこともできず 無為に日々を過ごしていると 不意にそのチャンスが訪れた 娘のジュリエットが大分、心身を喪失している できるかーできるかなーと 興味本位でやったらできたんだよね
少年時代はサッカー部だった 大学で急に演劇部に入ったことと 男女比が9対1だったこととは 無関係ではない。 そしてそのまま 大学は没落して役者になると 嘯いて就職もせず 親の脛を齧りながらフリーターを続けていた そんなある日 映画を撮るとのことで 主役級の話が急に舞い込んできたんだ。 なんでも映画のタイトルは 「どんぐりころころ」と言う話だ。 どんぐりころころは童謡だ そんな事は知っている 水戸黄門のテーマ曲に 合わせて歌っても様になる音調 それを題材にした話で面白
文章で人を爆笑させるをコンセプトに書いています。無料部分でも大分笑えると思うので、そこまで読んで面白かったらスキ頂けると励みになります。通常、本編、2500字~3000字程度、イラスト5枚程度で構成してあります。 俺の前に突如謎の妖精が現れた 妖精が現れたのか先か 俺が俺になったのが先か その事は全く分からない 兎に角、俺はその妖精により 生命を与えられた ただ、人形なんだよね。 このスタイル このフォルム このつぶらな瞳 残念にもほどがある センスが無いの玩具屋の主