《ほんとうの”内部統制”とは⁉️》【セルフ・キャリアドックのすすめ11】
『質問じゃないな、、、確認だな。
社長さんは、、、
コバヤシ社長は、その皆に、、、
当然、含まれてませんよね⁉️』
「、、、そうだね。
含まれてないね」
『ですよね。
そうですよね、コバヤシさんは、その、皆、に含まれてない』
「何か悪い?」
『悪いなんて、とんでもない。
電話なので、表情が伺えなくて、、、
確認しなくても良かったんですけど、もしかしたら、失礼になるかな、と思って』
「その確認が失礼だけどね、皆にとっては」
『でも、社長には、失礼にならないし、その皆に含まれてないんだから』
「そうなるね。
まぁ、いつ見ても、表情が、氷上みたいにツルッツルで、何も伺えない奴もいるけどさ」
『大変だったんでしょうね』
「そうだなぁ、そうかもしれないなぁ。もうさ、忘れたよ、色んなコト」
『ほんとうですか?
忘れたコトにしてるだけなんじゃないですか?』
「それの違いが分からない」
『記憶から取り出してきて、いちいち”それ”を見てないから、思い出してないだけで、その箱があるコトも知ってるし、その開け方も知ってる。鍵は持ってるし、使えるコトも認識してる。
でも、その箱の場所を探そうにも、分からないように、日常を責任で埋め尽くしてる』
「何だよ、それ。
どこかで見たり、聞いたりしたような、自信だな」
『違いますか?
違う、と言えますか?』
「違わないよ。
そういう捉え方もできるかもしれない、とだけ答えるよ」
『でも、だからかな、先ほど、イライラする、とおっしゃってたのは、その鍵を使いたくなったから、ですよね。
皆、は、その鍵を社長の手に持たせない。社長もその鍵の存在を忘れていられる。
でも、僕と話してる内に、その箱のコトも、鍵の重たさも、実感してしまった。
だから、イライラするし、面白い。
そうなんですよね?』
「知ったような口を偉そうに、、、
そうだよ。その通り。自分の過去や、色んな事件のコトがありありと浮かび上がってきてるんだよ。ほんとうに、面倒だな。
何だよ、何が望みだよ」
『このまま、二人で永遠に話すコトも悪くはありませんが、時間は限られてますので、仕方ありませんが、次回に譲るとします』
「二人で永遠に話すなんて嫌だし、凄く気分も悪いし、次回があるか、分からないよ」
『大丈夫です、それは。
次回は必ずあります』
「何だよ、大丈夫って?
急に自信あり気に話すようになった」
『まだ気づきませんか?』
「何を?」
『あぁ、そうか、そうでしたね。
社長の方では、そうか、別の想定をしてたんですよね』
「別の想定?」
『時間調整をして、予定を入れ替える件です」
「そうだった、そうだった。
まんまと目的を忘れるところだった。
じゃ、頼むね。すぐに”善処”してください。
大丈夫になりました、という、ご連絡お待ちしてます」
『そうですね。
予定ではなく、目的と手段を入れ替えるコトなったら、皆と一緒ですからね?』
「そうだな。
でもさ、さっきのやつ、気になるな、、、」
『さっきの?何ですか?』
「俺が気づいてない、っての」
『あぁ、それですね。
うーん、説明が難しいですね。
どうしましょう、、、』
「どこが難しいの?
多分、上手く理解できるから、言ってみ」
『いや、そういうコトじゃなくて。
言わないで、どうするか、どう上手く面白くないするかを考えていて、、、』
「なんか、俺みたいなコト、言ってるな」
『多分、同じ思考タイプなんですよ。
さっき、といっても、ずっと前の会話ですけど、マネジメントのやり方とか、無駄の捉え方とか、思考のフレームワークが近いのかな、と想像してます。だから、”内部統制”のコト、ほんとうの”内部統制”の方ですけど、大好きだと確信してます』
「ほんとうの”内部統制”?」
『そうです。
殆どの皆の”内部統制”ではなくて』
「何が違うんだよ?」
『長くなりますので、またの機会に』
「そうだな、また次回に」
『ほら?』
「ほら、って何だよ」
『また次回に、と今、社長がおっしゃったんで』
「、、、」
『次回はあります、必ず』
「言わされた、ってコト?」
『誰も強制もできません。社長自らの意思で、発言されました。
それ以外にも、仕掛けがあるようですので、この辺で』
「、、、仕方ない。認めるよ。
絶対に俺は、ヤギさんと会うコトになるよ。
楽しみだから、よろしくね」
『コバヤシ社長、身に余る光栄です‼️』