《フレームワークとは⁉️》【統制環境とキャリア⑩】
「フレームワークって、なに?」
『フレームワークっていうのは、枠組みのコト』
「わくぐみ?」
『そう、枠組み。もっと簡単にいうと、考え方、みたいなモノかな?』
「かんがえかた?」
『そうだよ。考える、は分かるでしょ?』
「かんがえる、はなんとなくわかる」
『その方法かな。やり方、とかの方がイイかな』
「かんがえるほうほう、とか、かんがえるやりかた?」
『うん。捉える、は分かる?』
「とらえる?」
『受け取る、は?』
「うけとる?
それはしってる」
『受け取る、でもイイね。受け取り方』
「じゃあ、フレームワークはうけとりかたなの?」
『そうなんだよ。受け取り方』
「なにを?」
『何を、って何?」
「うけとるモノはなに?
なにをうけとるやりかたで、なにをうけとるほうほうなの?」
『あぁ、受け取るモノね。何かな、、、』
「それがダイジだよ。だって、うけとるときに、モノがわからないとこまるよ」
『それが大事だね、たしかに』
「なにをうけとるの?」
『それはね、その時々で違うんだよ』
「ちがう?
ときどき、ちがうの?
それとも、いつもちがうの?」
『うーん、、、
いつも違うかもね。何の、という対象、対象は分かる?』
「、、、わかんない、かな。
あっ、あれのこと?
おおさま、みたいな、みんなのことをまもるヒトのこと?」
『王様?
それは、もしかしたら、大将かな?
1番に強くて、皆に声をかけたりするヒトのコト?』
「そう、それ。タイショウでしょ?」
『それは大将だね。まぁ、それも対象だけどね』
「ちがうタイショウがいるの?」
『違う大将もいるし、違う対象もあるし。
そうか、難しいね』
「うーん、むずかしくはないよ。ちがうタイショウがいるか、いないか、それがわかんないだけ」
『そうなんだけど。
まず、大将、その、王様みたいなヒトではなくて、ここにモノがあるでしょ。そのコップ』
「あるよ。いつもつかってるコップ。おみずとか、おちゃをのむ」
『それがモノ。コップはモノの一つで』
「コップはたくさんあるよ。おかあさんのぶんもあるし、おとうさんのコップもあるし」
『皆のコップがあるよね。そうだね。そんな感じで、対象も沢山あるんだよ』
「、、、コップがあるみたいに、タイショウもたくさんある。それはわかったよ」
『でね、コップを持つでしょ、おみずを飲む時。その時、手を使うよね』
「うん、てをつかう。おかあさんによくいわれる。りょうてで、って。かたて、だとアブナイからね」
『片手だと重かったりしたら、落としちゃうよね。両方の手で持つと落とさない。しっかり持てる』
「おとしたらダメなんだよ。だから、りょうてでコップ、もつようにしてるんだ」
『コップを持つ時、それはモノを持ってるんだよ。おみずの入ったコップというモノを持ってる』
「うん、コップをもってるし、おみずをのむよ」
『じゃあさ、コップを渡したら、コップを受け取るよね。持つために、受け取る。分かる?』
「わかる。コップをもらうんでしょ。それで、コップをもつよ」
『そう、それが受け取る、ってコト』
「もらうのをうけとる、っていうの?」
『そうだよ。もらう時、それが受け取る。だから、受け取り方というのは、何かをもらうんだね』
「なにかをもらう、、、それがうけとる、なんだね」
『その方法のコトを、フレームワークって呼んだりするんだけど、難しいかな?』
「うーん、、、むずかしいかも」
『じゃあ、明日はまた、フレームワークのコトから説明するね』