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【時間管理③】やることが多すぎる。けど時間は余ってる『パラドックス』と『時間汚染』
こんにちは(o・ω・o)カエルです。
時間管理③回目です。 >>① >>②
「やりたい事があるけど時間が足りない」
「仕事が忙しくて新しい事が始められない」
みたいな言は誰しも抱えていて、それは私も例外ではありません。
「もっと時間があれば遊びも学びもできるのに」
と思ってしまいます。
で、その「時間が足りない」のは事実なのか?
というのが今回のお話。
メリーランド大学のジョン・7氏の数十年に渡るアメリカ人の「時間の使い方とその認識」に関する研究(データ)によると、
・多くの人は、週に60〜64時間ほど働いていると思っているが、実労働時間は平均で週44.2時間ぐらい
・「週に65〜74時間は働いている!」と思ってる人の実労働時間は週に52.8時間
・「週に75時間以上は働いてる!」と思ってる人の、実労働時間は週に54.9時間
■大半の人が20時間多く働いているという自己認識だった
1週間は168時間ですから、55時間働いているとして残り133時間。
1日7時間睡眠を取ったとして残り時間は64時間です。1日3回の食事で3時間だとしてさらに残りは43時間。
仕事の準備や通勤時間は人それぞれだと思いますが通勤時間で仮に1日1時間として、残った時間は36時間です。
ですので一人あたり推定〜36時間、自由な時間がある計算になります (もちろん労働条件などは大幅に差があると思いますが)。
つまり、1日半、私たちは自由に使える時間があるワケです。
しかし、「とは言ってもまとまった自由時間がある訳じゃないし」と思うのは当然のこと。
その「時間が無い」と感じてしまうのは何故なのか?
というのが『時間汚染』という概念。
『時間汚染』とは、「いろんな種類の作業をまとめてやろうとしてしまう」ことを指します。
・休暇中に仕事のメールチェックをする
・読書中にLINEを返す
・仕事をしながら音楽を聞く
などの「ながら作業」のこと。
あれこれ同時進行することで成果が中途半端になったり、常に忙しい状態になることで、自ら「時間が足りない!」という心理状態に陥ってしまう訳です。
『時間汚染』の回避手段はいたってシンプルで
・目の前の事に集中する
・自分には暇な時間がある。と自覚する
だとロビンソン博士は述べています。
昨日のnoteでも学びましたが、人は心理的に、
■「予定がある」と認識すると、合理的判断ができなくなる
■時間的余裕がなくなると、生産性が低下する
という傾向がありますし、その逆に
■「暇な時間がある」と認識するほうが生産性が上がる(余裕がないと認識した時と相対的に)
傾向があります。
時間を有効活用するならば、
■「ながら作業」はやめる
■1つのことに集中する
ということを意識したほうが生産性と達成感(満足度)が上昇するということになります。
休暇の使い方にしても、「休暇は休みに集中する」
読書などの趣味趣向にしても、「読書に集中してページを読み進める」
という成果を作ったほうが圧倒的に「堪能した」気持ちになることでしょう。
これは納得です。
私たちは自然と「やることが多くて時間が足りない」「色んなタスクを同時進行できるならそちらが良い」と考えがちです。
ですがそのどちらも認識の歪みで、QOLを低下させる要因になり得ることを覚えておいたほうが良さそうですね。
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