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【noteで学ぶ腸内細菌学77:『腸内細菌』と『性格』の関連性に関する研究】

 こんにちは(o・ω・o)カエルです。
 
 当noteではたびたび「腸内細菌は人の性格や行動に影響を与える可能性があるぞ」という話をしてまして。
 例えば、外向性が高い人の腸内細菌は菌種が豊かだったり。

腸内細菌に必要なエネルギーが食事によって供給されていないと暴飲暴食にはしってしまったり。

 腸内細菌と共生関係にある我々ヒトは、腸内細菌の影響を少なからず受けています。
 
 で、今回はパレオさんのブログで腸内細菌に関する面白い論文が載っていたのでシェア。

 元論文はコチラ。

 端的に紹介すると、

・腸内細菌が豊かな人はイキイキした明るい性格
・腸内細菌が荒れている人はテンションが低い内向的な性格
 
 という相関性がある

 的な話になってます。
 
 研究では、被験者20名の

・腸内細菌の種類と腸内シェアを調査
・メンタルと肉体の状態を確認
[精神的エネルギー(ME)・精神的疲労(MF)
身体的エネルギー(PE)・身体的疲労(PF)]
 
【結果】
・善玉菌、善玉寄りの日和見菌(バクテロイデスなど)が多い人は腸内細菌が豊かでイキイキしている(エネルギーに溢れている)
・悪玉菌、悪玉寄りの日和見菌(フィルミクテスなど)が多い人は腸内が荒れ、体内炎症が起きており、倦怠感がある

 みたいなことになっています。
 
 このことから分かるのが、

✅腸内細菌が豊かな人は性格も元気で明るく、社交的なものになりやすい
 
✅腸内細菌が荒れている人は気怠げで暗い性格になる可能性がある

 ということ。
 まだまだ腸内細菌の研究、そして腸内細菌と脳研究は途上なので「腸内細菌がどれくらい脳に、そして性格に影響するのか?」というのは不確かですが(そもそも性格とは半分が遺伝子、半分が環境で変化すると言われている)。
 
腸内細菌を良好にすることで「性格が良くなる」可能性があるとしたら、面白いですよね。
 腸活で性格改善だなんて。

 今後の研究に期待です(o・ω・o)
 

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