大きさってなんだろうか 日々風呂日記#27
大きいってなんだろう。
小さいってなんだろう。
大きさってなんだろう。
そんなこといつも考えているわけじゃないけれど
ぼくたちは常に大きさみたいなものを感じている。
大きなビルや小さな住宅
大きな樹木や小さな草花
当たり前だけれどみんなそれぞれ大きさがある
でもそれは絶対的なものではなくて
あくまで相対的なもので
それをスケールと呼ぶんだ、と以前書いた。
今日もぼくたちはスケールに埋もれている。
電線
今日歩いているとふとたくさんの線が
都市の中で交錯しているのを見た。
特に電線の存在感が面白い。
電線って、なんだかとても景色に悪くて
嫌われているイメージだけれど。
たしかに煩雑に引かれているけれど
それがなんだか音楽の五線譜みたいで
その五線譜を基準にして都市の大きさを発見する。
音楽
音楽も、というより音楽こそスケールだ、と思う。
音楽にはスケールという言葉がすでにあって
メジャースケール、マイナースケール、ミクソリディアンスケールなど、色んなスケールがある。
ここではある塊、みたいな捉えられ方をする
音階の一連の流れだけれど
これは決まった度数の連続の仕方を
本当は表している
音楽がその音の感覚とともに
音と音との距離の問題=度数の創造物だと
音と音との距離を作る空間芸術だと知った時は
とても衝撃的で刺激的だった。
スケール
そう思うと改めて身の回りのものはスケールだらけだ。
今日も色んなスケールを探している
今日ののぼせ具合は95%
このビルの大きさはどれくらいだろうか