散蓮華
中華の汁ものをすくう陶製の匙を
散った蓮のひとひらに見立てレンゲと呼んだり
丸めたお米に餡をまぶしたお餅を
春は牡丹に見立て大きく丸く作りぼた餅と呼び
秋は萩に見立て俵型に丸めてお萩と呼ぶのなど
日常に詩的なものがひそんでいるようでおもしろい
他にそんなものがあるか考えたら
あまり思い浮かばなかった
新幹線がこだま・ひかりときて
それより速いのが のぞみであり
国土を行き来して走るのも
なんかもう呪術的でいい
(写真は鉢の睡蓮)
中華の汁ものをすくう陶製の匙を
散った蓮のひとひらに見立てレンゲと呼んだり
丸めたお米に餡をまぶしたお餅を
春は牡丹に見立て大きく丸く作りぼた餅と呼び
秋は萩に見立て俵型に丸めてお萩と呼ぶのなど
日常に詩的なものがひそんでいるようでおもしろい
他にそんなものがあるか考えたら
あまり思い浮かばなかった
新幹線がこだま・ひかりときて
それより速いのが のぞみであり
国土を行き来して走るのも
なんかもう呪術的でいい
(写真は鉢の睡蓮)