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紅白歌合戦を見ながら、新年の目標をかんがえる。

大晦日に紅白歌合戦を見ていたら、画面に引き込まれるように、ある一人の方にピタリと目が留まりました。

それはMrs. GREEN APPLEという、3人組のロックバンドのボーカルの方。
最近はテレビもあまり見ず、あたらしい音楽に対する感度がめっきり落ちていてる私は、はじめて目にするグループでした。

歌のリズムが軽快で耳に残るのはもちろんのこと、そのボーカルの方のパフォーマンスがとにかく素晴らしくて。純粋に歌うことを楽しんでいるのが、こちらにも伝わってくるよう。
紅白初出場と聞いて、またびっくり。

エナメルのようなキラッと光る、少し高めのヒールを履いていて、踊りながら歌うその姿は、足の先っぽからも「自信」がこぼれているようでした。

すごいなぁ。
こんなふうになれたら人生楽しいだろうなぁ。

そういえば、自信がある人に惹かれるようになったのは、30代を超えたあたりからかもしれません。以前は自信がある人と聞くと、傲慢なイメージもあって、ちょっと苦手だったのでした。

それが今になって無性に惹かれるのは、どうしてなんだろう……。
しばらくグルグル考えていたら、ピカン!となりました。

そうか!
彼らに惹かれるのは、「わかりやすさ」なのかもしれない。

自信がある人は、「自分はこれがいい」「今、こう思っている」という発信が何らかの形であるような気がするのです。その表現方法は話すことだったり、歌うことやファッションだったりと、人それぞれで。

この人はこう考えているんだな、こういう人なんだなと知れることは、純粋に面白いこどだなと思うのです。

大人になればなるほど、固定概念ができてしまったり、誰かの目が気になってしまったり、本当の自分が見えなくなってしまうことが多い気がする。それと同時に、他人から見ても、その人自身がわかりにくくなっているんだなと思います。

つまり、自信がある人は、
わかりやすくて、人間くさい人なのかもしれない。
それに、自分が好きなことに夢中になっている、
子ども心を忘れていない人とも言えるのかもしれない。

そう考えてみると、自信のある人がなんだか愛らしい存在に思えてきました。

自信を持ちたいと思うと、なんとなく、すごいことをしなきゃいけない気がするけれど。わかりやすい人になら、ちょっと意識したら近づけそうな気もする。ハードルの低い目標だけど、これを今年の小さな目標にしてみようかな。

そんなことをぐるぐると考えていた、卯年さいごの夜でした。

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