名前に込められた想い。
私の名前。
小さい頃はとても平凡って思っていた。
「●●子」ってなんだか、ぱっとしない。
「みさき」ちゃん とか 「あや」ちゃん とか
「子」のつかない名前の友達が羨ましかった。
小学生の頃、
自分の名前の由来を調べる宿題が出た。
母に聞いてみると、
「画数を見てくれる人に見てもらって
いい画数のものから選んだ
お母さんの叔母さんが才能あふれる方で
その人と同じ読み方の名前にしたんだよ。」
いくつかあげてもらったという候補のリストを
当時、見せてもらった記憶がある。
その中には「子」がついていない名前もあって
そっちが良かったなぁなんて、思ったりもした。
私と同じ読みの名前だという
大叔母にお会いしたのは
本当に数えるくらいだけれど、
祖母の家には
大叔母の描いた油絵が飾られていたのは
よく覚えている。
私が絵を描くのが好きな部分は、
その大叔母から譲り受けたのかもしれない。
結婚前の私を下の名前で呼ぶ人は少数。
何故なら、旧姓の苗字がインパクトがあり
そちらからのニックネームで皆呼ぶから。
皆、「○○(旧姓二文字)ちゃん」って
私を呼ぶけれど、
高校時代、私を
「○○(旧姓二文字)子」って
呼ぶ友達が現れた。
なんだか、その呼び方が可愛く感じて
「子」に対する愛着がわき出した。
それからまた数年が経ち、
就職して、何の話だったからか
パートさんから
「子」には
『一』初めから→『了』終わりまで
人生をしっかり全うできるよう。
という願いが込められてる。
と教えてもらい、
素敵な願いが込められている字なんだと知った。
先日、ひろさんの記事で知って受講した
舞さんのEQ絵本コーチングで
もう1冊教えてもらった絵本があると書いたが、
それが、この絵本。
この絵本から
自分の名前が、生まれてはじめての贈り物だと 教えてもらって、
自分の名前がもっと愛しくなって、
大事にしたいと思った。
もう、平凡なんて言わない。
「しあわせになぁれ」って
想いを込めてつけてくれたこの名前。
愛のこもったお守りがずっとあったんだ。
そう思った。
このEQ絵本コーチングを受けるきっかけをくださったひろさんの
名前に関するあったかい記事を読んで
そして、さらにBarylliさんも
愛用のウクレレのお名前について
書かれていて
なんだか、シンクロ!!で、
書きたくなっちゃいました。
いつも ありがとうございます。
余談;
主人とは大学時代に出会ったが、
いたく、この「〇〇(旧姓2文字)+子」を
気に入ってしまい、
結婚して、なお、主人は私を、旧姓交じりで呼ぶ。
最初はなんとか、
下の名前で呼んでもらうように頑張ったけれど
なんだかんだ、旧姓も好きな私は
諦めて、そのまま。なすがままである。
私が受けたEQ絵本コーチングはこちら
綾野舞さん。とてもあったかくて優しくて
素敵な時間をいただきました✨