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独断で掘り下げる、はたらくおとな向け 今週の雑談ネタ(10月19日〜23日分)

はたらくおとな向け、「今日こんなことあった日らしいですよ〜」
私の興味の赴くまま掘り下げた背景情報&トーク付きで、お客さまにも使える、ちょっとビジネス寄りの雑談に使えるネタを1日に一つに絞って書いています。

→部分は、参考トーク例です。


10月19日(月) 日本にもあるガスパイプライン

今日は昭和34年(1962年)に新潟〜東京335kmの天然ガスパイプラインが完成した日です。
まず、日本にもガスパイプラインがあるんだ、ということと、新潟にガス田があることに驚きました。
ガスパイプラインなんてものすごく費用がかかりそうですが、このパイプラインは国際石油開発帝石という会社が敷設しました。

具体的には、新潟の頸城(くびき)ガス田から東京ガス豊洲工場までになります(現在の豊洲市場ですね)。現在は足立区の東京圧力調整所までとなっています。

知らなかったです…

さらに、同社保有のパイプライン網は1,400kmにも達しているとのこと。2度ビックリ。その地図がこちら。結構あちこちにありますね。

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業界としては、昨年度の市場規模は4.9兆円。6割が工業用で安定はしているものの、残りは家庭用で暖冬で季節要因が大きかったところを、ガスで発電まで行うエネファームの普及で少しずつ需要が上向きとなっています。一方で、自由化もあり、競争は激しくなっています。

→今日は昭和34年に新潟〜東京までガスパイプラインが開通した日だそうです。電力と同じでガスも地域独占色が強かったものともに自由化され競争が激しくなっています。菅首相は規制緩和を進めると言っていますが、御社の業界でも緩和されれば成長が望めそうな分野はございますか?


10月20日(火) リサイクルはESGの観点からもビジネスチャンス!?

今日は1990年(平成2年)に日本リサイクルネットワーク会議が制定した「リサイクルの日」です。
「ひとまわり(10)、ふたまわり(20)」の語呂合わせです。

リサイクル、古くて新しい言葉ですね。
最近ではESGの観点からも注目されて、単に性能がいいとかデザインがいいとかいうことに加えて、素材や生産過程まで遡ってストーリーがあることが消費者から選ばれる一つの要因になっています。

これまではブランドイメージの構築、浸透のために広告を投入していましたが、SNSなどの普及によって広告費ではなく「共感・共有したくなるストーリー」の有無がますます重要になるのでしょう。

ちなみに、10月20日は「新聞広告の日」でもあるそうですが、新聞広告費は2000年には1.2兆円で広告費全体の4割を占めていましたが、2019年には4,500億円で31%となっています。広告については以前投稿していますので「9月7日インターネット広告費がテレビメディア広告費を超えた!」をご覧ください。

→今日は「リサイクルの日」だそうです。「ひとまわりふたまわり」からの語呂合わせです。リサイクル、昔からある言葉ですが、最近では持続的成長の観点などからも取り組む企業が増えています。またESGの観点でも注目され、ブランド企業でも積極的に取り組む姿勢を発信していますね。御社でも何か取り組みをされていますか?


10月21日(水) 日本初の電力会社を立ち上げた人物はエジソンに励まされていた!?

今日は「あかりの日」です。1879年にエジソンが京都産の竹を使って白熱電球を完成させた日にちなんでいます。
エジソンが電球だけでなく、照明のシステム一式を発明したことは前回投稿していますのでこちら「10月15日エジソンは電球だけでなく、ビジネスモデルそのものを発明した!」をご参照ください。

今回は、日本初の電力会社を作った人物についてご紹介します。
その名は藤岡市助さん。実は彼は1884年(明治17年)に国の使節としてアメリカに渡り、ニューヨークにあったエジソン電灯会社でエジソンに会っているのです。そこで、

「電球を海外から輸入すればいいと考えていてはいけない。自分の国でも作ろうという気概がなければその国は滅ぶ」

と言われ、エジソンから白熱電球と電話機の提供を受け、日本で白熱電球の製造に取り組んだのです。

さらに、それを普及させるための会社として、1886年(明治19年)「東京電燈」(のちの東京電力)を渋沢栄一さんなどの協力により開業したのです。

→今日は「あかりの日」です。エジソンが白熱電球を完成させた日にちなんでのことです。日本で白熱電球を開発した人物は実はエジソンに直接会って、電球は国産化すべきだ、とアドバイスをされ、実際に国産化に成功しました。加えて、いまの東京電力の前身となる「東京電燈」という会社まで作ってしまいました。御社の創業にも物語があったと思います。お聞かせいただけますか?


10月22日(木) 最初のパラシュートは2,400m上空から飛び降りて実験!?

今日は1797年にフランスのアンドレ=ジャック・ガルヌランさんが上空2,400mの気球から世界初のパラシュート降下実験を成功させた日で、「パラシュートの日」です。

パラシュート、今でも怖そうですが、初めて実験する勇気たるや想像を絶するものがあります…

彼は気球を発明した人物の弟子だそうです。最初に作ったパラシュートは、気流の流れによって不安定になる欠点があっり、それを頭頂部に「穴」を開けることで安定化できたそうです。

常識で考えれば、パラシュートに穴を開ける、という発想はなかなかできないと思いますが、開けることで安定する、というのは逆転の発想、ですね。

→今日は1797年にフランスで世界で初めてパラシュートの降下実験に成功した日ということでパラシュートの日だそうです。
このパラシュートが画期的だったのは、頭頂部に穴を開けたことだそうです。そうすることで気流に対して安定するようになりました。逆転の発想ですね。御社の商品でも逆転の発想で生まれたものはございますか?


10月23日(金) ipodより9ヶ月も前にあったアノ仕組み

今日は2001年にアップルがipod(写真)を発表した日です。

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それまでテープやCD、MDといったメディアで音楽を持ち歩くのが常識であったところに1,000曲も持ち歩ける、というブレイクスルーによって爆発的にヒットしました。

一方でiPhoneの登場によって徐々に販売は低下することになります。

販売台数のピークは2008年の5,483万台でしたが2012年には2,000万台まで減少し、iphoneにその座を譲っていきます。

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ipodが画期的だったもうひとつのことは、iTunesだと思います。

今回調べて知ったのですが、ipod発売の9ヶ月も前にiTunesは発表されていました。このときは、音楽CDを取り込んで編集し聴くこともできるし、CDに焼いたりもできる、というものでした。その流れでiTunesに溜め込んだ音楽を全て持ち歩ける、という位置づけで登場したのがipodだったわけです。

今もそうですが、アップルはこうした仕組みづくりが上手いですね。25年前にフリーズしまくるマッキントッシュ パフォーマ(写真 Wikipediaより)を使っていた身とすると本当に商売上手になったなぁ、と感慨深いです。

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→今日は2001年にアップルがipodを発表した日、だそうです。まだ20年経っていないんですね。大量の楽曲を持ち歩く、ということで大好評でした。それが今では、音楽を持ち歩く、というより、サブスクで持たずに聴くに変化しているのですから、本当に当たり前が変わるのは早いですね。ipodが変えた常識の一つに、音楽のバラ売りがあります。それまでCDなどの媒体で販売していた時代にはアルバムという単位が当たり前でした。それがiTunesによってバラ売りが可能となりそれが当たり前になりました。こうした、この製品はこの単位で売るのが当たり前、を疑うことが実は売上を伸ばすことにつながったりするのですが、御社の製品でもそういったものはございますか?


最後までお読みいただきありがとうございました。

今週も色々と「へぇー」があっておもしろかったです。

お読みいただいた皆様にも何か面白がってもらえるものがあれば嬉しいです。

雑談の効能については以下に投稿しておりますのでよろしければご参考まで。



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