私の地元の同級生は、なぜこんなにも居心地が良いのか?
昨日「実家疲れた…」とつぶやいていましたが、
そんな私が帰省する1番の理由は、「地元の友人と会えるから」です。
この正月の集まりもめちゃくちゃ楽しかった…。
みんな地元を離れれているので長期休みしか会えないんです。
地元と言うと広く聞こえますが、そのほとんどは高校3年のときのクラスメイト。
会うのは毎回固定のグループ等ではなくて、
長期休みの都度、だれかがクラスラインで「〇日行ける人ー?」と呼びかけて「はーい。」とだいたい10人くらい集まります。
卒業して5~6年経った今でも、自分の中では一番居心地の良いコミュニティで、尊敬&自慢できる仲間たちです。
私の地元はドが5個くらい付く田舎なので遊び場所もほとんどなくて、当時の学校規則も意味わからないくらい厳しく、
そこそこの進学校だったため、放課後はほぼ勉強…。
土日に友人と旅行どころか、繁華街にふらっと遊びに行ったことすらほぼありません。
「なのに、今もこうして仲いいのはなぜだろう?」と今更ながら疑問に思いました。
思いついた理由は3つ
1つ目は「同じ空間で一緒に過ごす時間が多かったから。」
毎日朝から夕方まで同じ部屋で過ごしていたからこそ、
見えない何かで繋がることができたのかもしれないと今思います。
大学のゼミのようにディスカッションの場や共通の研究テーマもないし、
職場のように共通の目標や業務内容もない。
ただ、これまでのどのコミュニティよりも一緒に長い時間を過ごしたと思います。大人になった今でも多分高3のクラスが一番。
日々の昼ご飯や休憩時間、退屈な授業をどう乗り越えるかも、修学旅行や勉強合宿、文化祭・体育祭などの学校イベントをどう楽しむかも、
”同じクラス”というだけで、一緒に過ごす必要があった。
これは「偶然」「強制的に」という面が大きいかもしれません。
2つ目は「共通の価値観が多いから。」
価値観と一括りにしていますが、思いついたのは「金銭感覚」「学力」「恋愛観」の3つです。
私たちの学校は公立高校にしては珍しく、
学力によってクラスが振り分けられる学校でした。
そのため以上3つの価値観が近いメンバーになっていたのかもしれません。
あとおもしろいくらいモテないメンバーでした。(笑)
「上の3つがMECEできていない」とか「それらの項目に相関はない」とかそんなのがもしかしたらあるかもしれませんが、
私が今感じているのは、そういった社会を生きるうえで重要視されそうな価値観が近いということです。
こうしてみると、この2つ目の理由も偶然の面が大きそうな気がします。
3つ目は「お互いを大切にできたから。」
偶然のきっかけに加えて、これが決め手です。
上記2つがそろってても居心地よく過ごせないコミュニティもありますからね…。
本当に仲間たちに感謝です。そんな仲間を大切にできた自分にも拍手。
そして、
「今、同じ時間を長く過ごしている人」
「今、共通の価値観があると感じる人」
こう聞かれて思いつく人は、きっと今も大切にすべき人なんだと思います。
誰かと長い時間を過ごすことも、価値観が合うことも、
結局はいつまでも「偶然の産物」なのかもしれません。
いくら有能なマッチングアプリが出てきても、多分…。
最後にはそんな人たちをいかに大切なものだと気づけるか、
自分が大切なものとして扱い表現できるか、
そういう絶対的な行動によって「自分にとっての大切なコミュニティ」が決まるのかもしれません。
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