「ヨガのポーズ」が「できる」ようになるために必要なもの(7) 「ヨガの常識」ぶっ壊れたら「できる」ようになった!股関節トレーニング
さいしょに
今日の[常識ぶっ壊れポイント]
ヨガのポーズは、「体操選手が平行棒からくるくるっと下りて、(にっこり笑いながら)ピタッと決める」ようなものだと思っていたら、身体のいろんな部位で、力と力、エネルギーとエネルギーが出会い、調和され、さらに理想に向かって進んでいくという、とても激しいものだった。だけど、外から見たらわからない・・・
そもそも
「ヨガのポーズ」ができる
というのは、どのような状態なのか?
LAVAの広告のようなビシッと決まったポーズ・・・ 尊敬している私のヨガの先生みたいに・・・ 映像や画像、本の中で見ることができる世界的に有名な先生のように・・・
あるいは、
立位前屈(ウッターナ・アーサナ)を、二つ折れ携帯電話のように・・・
頭立ちのポーズ(シルシャ・アーサナ)を、地面に垂直に刺さった槍のように・・・
私は、そんなふうに捉えていました。これには、落とし穴がありました!
これらは、イメージで静止画。
ヨガのポーズは静止しているように見えて、 二つの逆方向の力を拮抗させてバランスをとって安定させていたり、
「目標とする位置に手/足/頭などを持って行きたい!だけど、今は柔軟性が足りなくてまだ行けない・・・いずれは行くんだよ」
と、目標を持ち続けて、それに向かってあともう0.1mmでも近づこうとしたり、
「静」の中にも「動」があるのです。
ポーズをとっている人は「静(止しているよう)」に見えますが、 ”Pause” =一時停止と捉えると、
ピタッとからだを固めて息もしていない・・・
そんな状態になります。私も、これまで、そのように「ポーズ」をとっていました。
(記事のタイトルに「ヨガのポーズ」と大きく書いてしまいましたが!言葉の力はこんなふうに無意識に行動を決めてしまうことがあるので、ここでは「ヨガのポーズ」を「アーサナ」と呼ぶことにします。)
アーサナを「動」と捉えたとき、大切になってくるのが、
行きたい方向、理想とする形、完成形
です。
それを「イメージ」で捉えると、
「こんな感じ?あれっ、お砂糖入れすぎたっ!お塩足しとこ・・・」
みたいになってしまいます。あいまい・・・
ヨガ・ボディエクスペリエンスのShingoカントク!は、アーサナの定義を明確に言葉化して教えてくれています。さらに、「アーサナの定義はあなたが決めていい。ただし、言葉で明確にすること」と言います。
砂糖 大さじ2
醤油 大さじ3
塩 小さじ1/3
もう、私の脳は迷いません。
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