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「ヨガのポーズ」が「できる」ようになるために必要なもの(スピリチュアル編でなくて、むしろマインド編) 「ヨガの常識」ぶっ壊れたら「できる」ようになった! 「広背筋」

筋肉と時間、感情が関連しているという話『マインドの3つの悪魔』の続きです。

「怒り」というのは、「今起こったことに対するエネルギー」

生命がおびやかされたときの「戦うか/逃げるかの反応」と関係していると聞いたことがあります。

この瞬間に筋肉が使えるようにグッと高まったエネルギー・・・

これを使わなかったらどうなるのか?
イラッときたけど、「こんなことで怒ったらマズい」とグッと飲み込んだ・・・誰にでもあると思います。積み重なれば、身体に貯まってしまいます。特に、広背筋に貯まると、タイラー・モンガン先生は言います。

背中にある大きな筋肉、広背筋は、背骨と腕の骨を直接つなぎ、仙骨(骨盤)と背骨を繋いでいます。主な働きは、腕を下げる、後ろに引く、背筋を伸ばす、体を捻るなどなど。

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どろぼうや痴漢を取り押さえるときに、肩が前に出る方向に腕をぐるっと回し(内旋)てから肘を曲げ、背中に腕をグッと押しつけます。これをされると、動けなくなります。広背筋に、過去のいろいろな「怒り」を貯めてしまうと、「自由」を奪われた感じがしてしまうかもしれません。

背中が硬い私は、チャイルド・ポーズで腕を前に伸ばして、ゆったり呼吸をして、背中が緩んだら、一度手を合わせ、今度は、「過去の怒り」を手放すように手のひらを上に向けて、ゆったり呼吸をします。背筋の筋トレにも取り組み中。

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貯めないために、今この瞬間の「怒り」とどうつきあうか?


私は、「観察する練習」をしています。
(・・・お腹に力が入った!眉間に皺がよる、奥歯に力が入った、喉が閉まる、息をしていない・・・手に力が入った・・・「くそっ!」・・・・そもそも、私は何に怒っているのだろう?・・・尊重されていない?バカにされている?・・・こんな具合に)

いつの間にか、「今起こったことに対するエネルギー」が建設的に転換されていきます!

もちろん、正当な怒りは、ものごとを変えるべく適切に表現されるべきで、そのために即座に反応しないで、適切に相手に伝えられるように変換することが必要で、観察することで、その隙間を得ることができます(そもそも、私も練習中で、そんなにうまくできているわけではないのだけれど・・・だから、外から見ると、きっと私はぎこちなくしているような感じに見えるだろうけれど・・・『北の国から』の純のようになってしまった・・・)。

「刺激」と「反応」の間には選択の自由がある『7つの習慣』

というのが少しずつ理解できるようになってきました!

因みに、怒りを撒き散らす行為は、怒りを感じないためにしているのだそうです。怒鳴っているときに、自分の内側で起こっていることなんて、知らんわ!って感じですよね・・・

肝臓と怒り

タイラー・モンガン先生に教わった、中医学の知恵をもう一つ。
中医学では「怒り」は肝臓と関係するそうです。肝臓の代表的な役割は以下の二つ。

 ・血中の毒素を取り除くこと
 ・糖を代謝して、余った分を貯蔵しておくこと

アルコールやドラッグ、薬など、今すぐ死に直結するわけではないけれど、じわじわと身体に悪い影響を与えるものを取り除きます。一方、将来、作物の不作などで食べられなくなってしまうことに備えて貯蓄しておきます。どちらも、未来に向けた戦略!

しかしながら、肝臓が弱ってしまうと、過去に抱えた負債の処理で手いっぱいになってしまいます。未来のことを気にする余裕はなく、過去にばかり意識が向いてしまう・・・過去を向いた肝臓も自由にその能力を発揮できなくなってしまうわけです・・・

過去からの怒りは、一気に清算しましょう・・・(年内に!)。



筋肉が硬くなる原因は、

 
・使いすぎ
 
・使わなすぎ


です。

使いすぎの場合、ボディケアをします。背中は、自分ではできませんね!身近な人に頼んで、腹ばいになり筋肉の繊維に直角になる方向に優しくゆらしてもらうだけでも気持ちいいです。

使わなすぎて硬くなった場合は、筋トレとストレッチを繰り返すこと柔らかさを取り戻します。

「マインドの3つの悪魔」腸腰筋と梨状筋の記事はこちらです↓


筋トレとストレッチについて書いています↓


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