四季折々の俳句 1
「 五月富士 」
揚がりゆくひばりとなりし心かな
はなふぶきいまは庶民の天下なり
はなしにも花が咲くなり団子茶屋
最後にはひとりとなりて花見かな
未来へと絮ふぶかせるたんぽぽか
*
幸せを吹いてをるなりしやぼん玉
四万十川へ網打つてゐる日永かな
平和なることしの春も終はりけり
仰ぐたびはつとおどろく五月富士
さかな屋が腕まくりして五月来ぬ
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「 五月富士 」
揚がりゆくひばりとなりし心かな
はなふぶきいまは庶民の天下なり
はなしにも花が咲くなり団子茶屋
最後にはひとりとなりて花見かな
未来へと絮ふぶかせるたんぽぽか
*
幸せを吹いてをるなりしやぼん玉
四万十川へ網打つてゐる日永かな
平和なることしの春も終はりけり
仰ぐたびはつとおどろく五月富士
さかな屋が腕まくりして五月来ぬ
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