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わたしは失言が多い。適当なこともたくさん言う。 もともとすごくおしゃべりというわけではなかったけど、人と話さないほうがいいのではないか、という恐怖感で家から出られなくなった17歳あたりから本格的な無口になった。そして、話さないなら存在しないも同じと思うようになり(これ以上は今はやめておこう)。 暗黒時代を経て、浪人生から入学も視野、くらいの時期から徐々に話す努力をまた始めた。口がすべりやすいのですごく気をつけて話すんだけど、気をつけて話すとすごく疲れる。そしてまた話すのを
はじめにずいぶん前のフェスで10-FEETのライブを見ていた時、こんなことを言っていた。 あの頃は感受性が恐ろしく強かったので全然ピンと来なかったけど、なんとなくずっと覚えていた。そして時空をこえて今のわたしに突き刺さっている。 この感動が今日言いたい感動と同じものを指しているかわからないけど、ここでは、感動=胸が高鳴る、それしか考えられなくなる、ワクワクが止まらなくなる などの意味で使うこととする。 感動しない日々最近本当に何かに感動することが少なくなった。雷に打たれ
ミルク風呂に浸かりながら思った。 わたしは小杉湯を見習ったほうがいいのでは……と。 一応軽く説明すると、小杉湯とは高円寺にある銭湯である。 あまり細かく言うのはよくないとまわりに心配されているのでぼかすけど、かなり近くに住んでいるので週1くらい行く。 最近原宿に新店舗ができたらしい。都会の銭湯はいいよなぁ。 本題に戻り「小杉湯みたいな人間」とはなにか。 とりあえず7つの項目にまとめたから聞いてくれ。 1.いつ会っても変わらないいつ行っても受付の人はみんな感じがいいし、
「傷つきやすい人ほど人を傷つけている」みたいな言葉をネットでよく見かける。ふんわりとしたトゲを感じながらも、昔を振り返ってみると心当たりがある。 人の言動に過度に傷つくせいで相手を苛立たせてしまったり、自己嫌悪に陥らせてしまったりする。ここで言っても縁が切れている人ばかりだから意味ないんだけど、ごめんよ、と言っておきたい。 ごめんよ、といっしょに「当事者はそんなことに気付けないくらいいっぱいいっぱい」であることも知ってもらえると嬉しい。 この記事のスタンスが見えにくいか
はじめに大喜利が趣味になって2年が経過しようとしている。今まで体験レポで「初めてのサーフィン」とか「初めてのレザークラフト」とか新しい体験をまとめる記事を中心に書いてきたので、初心を忘れないうちに(少し長い潜入期間になったが)大喜利の体験レポでも書くか!と思い立った。年末だし。 ~ここから自分語りなので情報だけ得たい人は飛ばしてもOK!~ 「大喜利」という言葉を知ったのは笑点だった(のちに今自分がやっている大喜利とは少し系譜が違うことを知るがあんまりよくわかっていない)。
こんにちは(か、こんばんは)!ライターの中野亜沙子です。大喜利を趣味として始めて、もうすぐ2年。趣味を見つけては飽き、見つけては飽き、していたので、こんなに飽きない趣味はすごい!しかも、そこで新しい友達もたくさんできて、大人になってから友達って増えるんだ……と感動しています。 そんなところで本題なのですが、今日は私も2期生として通っていたバッファロー吾郎Aさんの大喜利ワークショップ「Funny A」について紹介します。すでに3期のワークショップも終え、来年1月からは4期
お湯に浸かることには間違いなく心を元気にする効果があると思う。 ただし、元気がないときに自分でお風呂を掃除して、お湯をためて、静かに湯に浸かるのはとんでもなく気合がいる儀式だ。 そういうときの駆け込み寺が銭湯だと思っている。 食事におけるワンコイン定食。 洗濯におけるコインランドリー。 読書におけるオーディオブック。 二日酔いにおけるポカリスエット1.5L。 クリスマスにおける月島のもんじゃ屋。 大晦日におけるガキ使。 なんでもいいんだけど、銭湯とは私にとって「逃げ場
大学を卒業してからというもの、社会人のほぼ半分を個人事業主として過ごしてきた。ちなみにアルバイトとして働いていたのが2年ほどで、正社員として働いていた期間は2年半(これをいうと大体年齢がわかるけどわたしは年齢非公開)。 フリーになった当初は今よりもう少し「変な働き方」という見方をされたので、どうやって生活してるの?寂しくないの?などとよく聞かれたが、社会全体にリモートワークが浸透してからは境目が曖昧になったように見える。 そんないま、会社員とフリーランスの大きな違いは同僚
いつからか、金髪マッシュでスタバでバイトしてて実家が太くて軽音部でギターボーカルをやってる男子大学生になるのが来世の夢になった。 しかし私は仏教徒でもないし輪廻を信じきっているわけでもないので、なれないのだろうと思っている。 以上のことから、「金髪マッシュでスタバでバイトしてて実家が太くて軽音部でギターボーカルをやってる男子大学生」が生まれ変わったらなりたいな、と思うような女性になりたいな、と考えを改めた。 かといって、実際に上のような男性たちにアンケートをとっても、「
ある日曜日のお昼、前職の上司Eさんと喫茶店へお茶をしばきにいった。 西荻の喫茶店を転々としたあとに、一服したいということで向かいのパチンコ店の喫煙所を拝借することに(わたしは吸わない。喫煙ブースはヤニを煮詰めたようなにおいがした)。 そこでEさんが「今年は初体験を100個する」と言って店内をうろつきだした。わたしもそれについて行き、時々眼光の鋭いおじさんに睨まれながらも店内を一通り歩いた。 乃木坂の台があったら見たかったので個人行動していると、10メートル先でEさんが店員
こんにちは!今日はなんとなく敬語でお話します。 わたしは、奨学金返済や家賃や医療費など、毎月地味に出ていくお金が多く、全くお金がたまらない問題を解決すべく、月に使えるお金は10万円!!と決めて生活しています。 今日はその内訳を公開。一人暮らしのみなさんはこれより高い?安い?ご自身の家計と照らし合わせて、参考になる部分があれば幸いです! ■食費・日用品・交通費 5万円こちらは全てSuica決済にしています。いくらチャージしていくら使ったかはモバイルSuicaで一目瞭然なの
さて。わたくしごとですが、一人暮らしを始めて4ヶ月。この年齢(あえて言わない)での一人暮らしは、世間一般でいうとだいぶ遅めだ。ここまで実家に居座ったのは、立地がよく通勤に便利だったことや、経済的に不安定だったことも理由のひとつだが、なにより生活にだらしないわたしが自立できるわけがないという壮大な思い込みがあったから。そこで、だらしない人でも一人暮らしできるよ!むしろ、楽だよ!という主張を以下にまとめたいと思う。 心当たりのあるやつあつまれ!洗濯もの……?全て母がやってくれ
凸凹昔話 小さい頃から怒られることに怯えていた。 学校は遅刻ばかり、授業は眠気に勝てないし、大事なものはすぐになくすし、提出しなければいけないプリントは引き出しの奥からビリビリで発見された。牛乳を運ぶとき全員分の牛乳を割って、その日は牛乳なしとなってしまった日もあった。 怒られるようなことをしてしまうくせに、誰よりも気が小さくて傷つきやすかった。だから何かで挽回しようと日々がんばった。勉強はがんばっても真ん中より少し上くらいだったけど、学級委員になって学校行事のイベントを
近所の八百屋で売っていた一房100円のバナナを一本ちぎってミキサーの中へ。そこに豆乳とはちみつと氷をひとつ。バナナと豆乳に含まれるトリプトファンという成分は、幸せホルモンと呼ばれる「セロトニン」を脳内に分泌させるらしい。 学校に行こうとしている朝に(実際は行かないのだけれど)よく母が作ってくれた。目に光が宿っていない娘を心配して、インターネットで調べて作ってくれたのかもしれないが、今となっては確認することができない。 高校1年生の夏、学校に行かなくなった。別に仲間はずれ