『自分の小さな箱から脱出する方法』読書感想文
こちらの本は、『僕たちに、もうモノは必要ない。』の本の中で紹介されていたシリーズ本です。
著者はアービンジャー・インスティチュートです。
ストーリー仕立てで進んでいく話は、読めば読むほど、自分にも当てはまることの連続で、呆然とするばかりです。
自分が、ほぼいつも「箱」の中にいることがわかっても、そこからどうやって外に出ればいいのか?
まさに「言うは易し行うは難し」の、例え通りではないのか?
いい人を演じるばかりでは、都合のいい人だと認識されて、更に損な役回りばかり回ってくるんじゃないの?なんて、すっかり疑心暗鬼に陥ってしまう。
こんなネガティブなことを考えるのも、まさに今「箱」の中にいるからなのでしょうね。
「箱」の中では、自分のことも周りのこともマイナスなイメージしか浮かんで来ない。
だから、「箱」の中から外へと飛び出すのだッ!
そう思っていても言うほど簡単には外には出られないのです。
しかも、マイナスまみれだろうと「箱」の中にいる方が楽な気もするんですよね、
やれやれ…そこが厄介なところなんだけれど…。
でも、精神衛生上穏やかな暮らしを望むなら、頑張って「箱」の外に出ることを、試してみる価値は大いにありそう。
まずは、少しずつ脱出してみよう!