サブスクリプション。奥が深かった話。
「サブスクリプション」。略して「サブスク」。
ここ近年、身近に感じることが増えてきました。
僕が使用しているサービスは、主に、
「Apple One」「Adobe Creative Cloud」「dマガジン」「Kindle Unlimited」
過去に「オンライン英会話」サービスも使用したことがあります。
先日書店へ立ち寄った際に見つけた
「60分でわかる!サブスクリプション」という本が気になり、購入しました。
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内容はサブスクサービスの仕組みや成功例、サブスクサービスについての分析などでした。
一般的にサブスクサービスは月額課金となるので、当たり前ですがまずは顧客(消費者)がいないと成り立ちません。
さらに、サービスを利用してくれている顧客の解約率(チャーン率)をなるべく低くするように、顧客満足度を維持していくことが重要となってきます。
新規顧客が増えても、すぐに解約されてしまっては収入は伸びませんからね。。。
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サブスクサービスの顧客のメリットとしては、
・買い切りよりも出費を抑えることができる
・常に最新のサービスを使用することができる
・解約したい時にすぐに解約できる(例外もあります)
・初期費用が安い
などなど、さまざまなメリットがあります。
デメリットとしては、
・契約期間が終了したら利用できない
・製品やサービスによっては返却も必要
・使用しなくても料金が発生する
といった点があげられます。
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事業者のメリットとしては、
・長期的な利益を得られる
・製品やサービスを改善できる
デメリットとしては、
・短期的な利益は少ない
・初期投資から回収までのリードタイムがかかる
などがあります。
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顧客の解約率を低くするために、顧客からのアンケート結果やカスタマーサポートに届いた声をしっかりと分析し、サービスの改善に繋げていくことが大切です。
改善点を社内で共有し、全員一丸となって改善に向けて努力していくことによって、解約率の低下につながっていきます。
そのほかにも、「買い切り」と「サブスクサービス」の経済合理性を算出しにくい仕組みにすることも大切です。
経済合理性がはっきりしていると、サブスクサービスを利用して得する人ばかりが集まってしまって、利益がでなくなってしまいますからね。。。
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ここからは、本書で紹介されていたサービスで、僕が気になったものを紹介していきます。
「Robot Smart Plan +」
お掃除ロボット「ルンバ」で有名なアイロボット社が提供しているサブスクサービスで、買い切りだと¥186,780(税込)する「ルンバ s9+」というモデルが、月額¥5,480(税込)で利用できます。
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「Surf Air」
こちらはアメリカのサービスで日本国内での提供はありませんが、少人数制のプライベートジェットが格安で乗り放題となるサブスクサービスとなっています。
アメリカ国内路線は日本円で月額21万円程度です。
搭乗回数に制限はなく、専用ラウンジが用意されているので、待つ時間や人混みに悩まされることはありません。
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以上、ほかにもいろいろなサブスクサービスが紹介されていましたが、特に気になった2つのサービスでした。
今回はサブスクサービスについて、基礎的な知識を学ぶことができました。
今後ますます身近なサービスになってくることは間違いないと思いますので、どのようなサービスが生まれてくるのか意識しながら観察していこうと思います!!
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