「コンプレックスリベンジ」著:鴨頭嘉人
読んだきっかけ:
鴨頭さんのVoicyを毎日聴いていて
興味を持ったから
読んだ日:
2021年7月
学べること:
思っていることを伝えることの大切さ。
自己理解力。
相手の承認力。
オススメしたい人:
自己肯定感が低いと感じている人。
人を育てる立場にある人。
サービス業で働いている人。
●はじめに
西野亮廣さんのオンラインサロンにて知った
YouTube講演家の鴨頭嘉人さん。
毎朝Voicyを聴いていて、この度
「コンプレックスリベンジ」を発売するとの
情報があったので書店にて購入しました。
鴨頭さんについては、今のところ
Voicy以外での接点はなく、YouTubeも
ほとんど見たことがないので知らないことが多く
この本を読んで新しく知ることがたくさんありました。
●鴨頭さんの幼少時代について
鴨頭さんの幼少時代について、
まず驚いたというか意外だったのが
野球部だったことで、名門今治西高校出身だったこと!
僕も野球部だったので今治西高校が名門であることは知っていて
超有名校なので、今治西高校出身ということで驚きでした。
小学生時代は、イジメを受けた経験があるとのこと。
今の鴨頭さんからは想像できない過去をお持ちだと思いました。
イジメを受けた地が沖縄であるという点も
沖縄出身である僕からすると何だか複雑な気持ちに。。。
しかし、その過去があったからこそ
今の鴨頭さんを作り出す要因の一つとなっている
と書いてありました。
その後、父の転勤により福岡県の小学校に転校し、
そこである先生との出来事により自己肯定感が高まる
経験をしています。
「勇気を持って行動することで、良いことが待っている」
●思っていることを言葉に出す
勇気を出して思っていることを言葉で伝える。
それによって人生は切り拓かれる。
「勇気を出して発言すれば、みんなに認められる」
みんなが思っていることを代弁することで
みんなのヒーローになれるし、承認してもらえる。
「自分が思っていることを伝えられない場面」は
皆さんが経験したことがあると思います。
僕も何度も経験しています。
そのような場面において、勇気を持って発言する。
みんなのヒーローになれるし、
何より自分の為になると思いました。
わからないことをそのままにするよりも
質問して理解出来たがいい。
相手とのコミュニケーションにも繋がり
良好な関係作りにも繋がっていくと思いました。
「勇気を出して言葉にしたら、人生は切り拓ける」
大勢の前で発言する時もそう。
何か思い切ったチャレンジをする時もそう。
ビジネスパートナーとして協力を求める時もそう。
●思いは伝わらない
人とコミュニケーションを取る際は
「思いは伝わらないことを前提にコミュニケーションを
取らなくてはならない」とありました。
相手に一度思いを伝えると、それで伝わった気になります。
しかし、実際は一度で伝えることは難しいことなのです。
「思いは伝わらない」と思うからこそ、
しっかりとコミュニケーションを取ろうと思えます。
「思いは伝わる」という前提に立ってしまうと
コミュニケーションをサボってしまいます。
すると、伝えるべきことも伝わらなくなってしまいます。
相手にしっかりと思いを伝えるためにも
「思いは伝わらない」ということを前提に
何度も繰り返し伝えていこうと思います。
●承認力について
「承認」と「褒める」ことは違うといいます。
部下が結果を出したときの特別なコミュニケーションが、
「褒める」という行為であり、特別なシチュエーションです。
承認とは、人と人との関わり合いから生まれるもの。
日常のコミュニケーションのことを指します。
部下を指導する立場になったときに、
「褒める」という行為ももちろん大切だと思います。
しかし、それ以上に、部下の良いところを見つけ出し、
承認してあげる。
本人に自信を持たせてあげることで成長させていく。
僕自信、今現在、新入社員のアドバイザーという立場を
与えられているのですが、「褒める」という行為は出来ていても
「承認」という行為はまだまだ出来ていなかったと思いました。
しっかりと部下のことを見守り、良いところを見つけ
承認してあげる。
それが成長へと繋がっていくことを意識して行動していきます。
●ハッピーマイレージ活動
ハッピーマイレージはサービスを受ける側であるお客様が
サービス業で働く人を「承認」する活動です。
とあるように、ハッピーマイレージとは
対応の良い店員さんに「元気を貰いました!ありがとう!」と
お礼を伝え、「ハッピーマイレージカード」を渡します。
カードを受け取った店員さんは、次のお客様をお迎えするとき
もっともっと素晴らしい対応(接客)をする。
そうやって、幸せのペイフォワードをお客様から
伝えていく活動のことです。
アメリカでは、マックジョブと呼ばれる
ほとんどスキルを必要とせず、社内での昇進のチャンスがほとんどない
低賃金で将来性のない仕事を意味するスラングがあるようです。
この言葉は「マクドナルド」に由来するものですが、
就業にあたっての訓練がほとんど必要なく、
地位の低い仕事を表すのに使われます。
これはサービス業で働く人たちを
指しているとも捉えることができます。
(全てのサービス業ではない)
鴨頭さんはこのような状況の中、
サービス業で働く人の価値を全ての人が
認知できる社会を創るために
ハッピーマイレージ活動を始めたといいます。
この活動によって、1人でも多くの
サービス業で働く人が幸せな気持ちに
なってくれると良いですね!!
●まとめ
「コンプレックスリベンジ」を読んで
・「思っていることを伝えること」の大切さ
・「相手を承認すること」の大切さ。
に関して、主に学ぶことができました。
また、Voicyでしか知らなかった鴨頭さんのことを
また少し知ることが出来てよかったです。
早速、鴨頭さんのHPを覗いてみると
いろいろな講演会の開催予定があったので
「出版流通のしくみ勉強会」に申し込みしました。
僕自身、本を読むことが好きなので
出版業界のことを知ることができると思い申し込みました。
読書好きな人は、一度覗いてみて下さい!!
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