見出し画像

Audible『世界最高の人生哲学 老子』守屋洋(2016・SBクリエイティブ)

これは哲学なのだろーか? 思想ではなく?

老子(ろうし)は、中国春秋時代における哲学者である。諸子百家のうちの道家は彼の思想を基礎とするものであり、また、後に生まれた道教は彼を始祖に置く。「老子」の呼び名は「偉大な人物」を意味する尊称と考えられている。書物『老子』(またの名を『老子道徳経』)を書いたとされるがその履歴については不明な部分が多く、実在が疑問視されたり、生きた時代について激しい議論が行われたりする[3]。道教のほとんどの宗派にて老子は神格として崇拝され、三清の一人である太上老君の神名を持つ。

哲学と思想ってどう違うのか。

日本語では哲学者(philosopher)と同義で使われる場合が多いが、哲学者が「Aとは何か」「AとはBである」など”とは”に軸足を置いて真実を探求する一方で、思想家は「Aはどうあるべきか」「AはBであるべきだ」など”べき”に軸足を置いた主張を展開するという意味で異なる。

Wikipedia

・・・・なんか、思想家なイメージだけどなあ。素人故にようわからんのですけれども。
感想を正直に書けば、老子の思う「かっけえ漢とは論」ってかんじでした(^^ゞ デキる漢、見抜いてる漢、最高の漢ってのはこういうやつだよね!みたいな。
まさか諸子百家ってのは「かっけえ〇〇とは」論争的なコトなのか・・・!?
あるべき姿Aとあるべき姿Bとあるべき姿Cと・・・(略)・・・のたたかい。どのタイプを推すかで派閥がわかれるとか。
※「かっけえ〇〇」に代入される漢たちの例。妄想。
→かっけえ漢とは。
→立派な君主とは。
→全てを超越した真の聖人とは。

ーーーみたいな予想をたてた上で次は論語系の本を読んでみたいと思います(^^)/(←100分de名著の予定。エライ先生に解説していただかんと何が何やらよーわかりませんからネ)。

「道」という概念が老子先生の哲学の柱なんですね。
「自然」とか「調和」みたいなのがキーワード。
しかし、成り行きに従ってあるがまま行動することをよしとするだなんて、こちらの第3回の講義を思い出してしまいます、原教授! 

儒教ばかりで老荘思想はでてきませんでしたが、当時の日本の空気に老子は関係ないんですか??
江戸の人に儒教がウケたのはどーして?(儒教以外の別の〇〇子ブームもあったんだろーか)
謎は深まるばかり。


いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集