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①『西田幾多郎 『善の研究』2019年10月』若松 英輔(100分 de 名著)

放送大学で日本政治思想史を視聴していたつながりで、日本の哲学者さんの入門書を読んでみよう!と思い立つ。

いきなり難しいのはムリだから、こーゆう時はこれ。100de名著です(^^)/
昨夜届いた1冊。西田幾多郎先生からスタート。
実は以前、吉本隆明先生回の100分を読もうとして水が合わず開始数分で挫折した経験があり、日本の哲学って生理的に好きじゃないかも・・・という超個人的な下地があったのですが、今回は違った!! 読み始めてさっそく驚いた。日本にもこんなオモロイ哲学者さんがいたんですね!!(とか言えるほど私は哲学を知らんのですがっ。ごめんなさいいいい(^^ゞ) 

西田先生、もっと有名でもよくないだろーか。
てかむしろ西洋系の哲学者にこそウケそうな気がするんだけど、そこらへんどーなんだろう?? やっぱりアジアの哲学など不人気なのかなあ。もったいない。

物理学者のいう如き世界は、幅なき線、厚さなき平面と同じく、実際に存在するものではない。この点より見て、学者よりも芸術家の方が実在の真相に達して居る。我々の見る者聞く者の中に我々の個性を含んで居る。同一の意識といっても決して真に同一ではない。

『善の研究』

『善の研究』ってすごく難しい本のようです。しかも100年前の本だから文中に出てくる言葉や単語の意味を「現代的な感覚・意味合い」で受け取っちゃダメ!!・・・みたいなトコロが多々あるようでして(悲)
となると、今の私が『善の研究』本編を手にとったとしても、マトモに読み進められるとは到底思えない。意味をはきちがえて間違ったことをインプットしちゃう恐れがある(ガッカリ)。
現代を生きる我々がこんなふうに西田哲学にふれることができるのは、100分de名著&若松先生の解説のおかげなんだなあと思いました心から。NHKってやっぱりスゴイ。春先の受信料一括引き落とし(我が家、年払いなのです)。アレに眉をひそめる恒例を来年からは差し控えさせていただきます。ごめんなさい。

ハッ、進捗はまだ21p(^^ゞ
この後どーなってゆくのでしょうか! 楽しみです。

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