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「スタミナ=肉」は昔の医学

たんぱく質の王様

スタミナ = 肉

これは一昔前までの認識です。

2021年現在、最先端の研究では、

「肉の食べすぎが、炎症と疲労を引き起こす」

とまで言われています。

国立がん研究センターでは、

発がん性などについて言及されています。

公式英文PDF


2018年の作品ですが、

Netflix「ゲームチェンジャー/スポーツ栄養学の真実」

というドキュメンタリー映画があります。

古代ローマの剣闘士は、” 菜食主義 ”だった。

菜食主義のハリウッドスターやモデルが急増中。

そしてメダリストの大半が” ヴィーガン ”

肉製品の摂取を避けているという真実。


など、

肉に関する栄養学を中心にした

菜食主義を推薦するドキュメンタリーです。

ご興味がある方にはすごくオススメです。

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◇肉を食べると


 

肉を食べる 
↓ 
胃からスタート。 
強酸性に保たれた胃の中で消化酵素ペプシンによって分解。
↓ 
十二指腸へ送られ消化液の中で、
もっとも強力な膵液(すいえき)と混ぜられる。 
膵液は、三大栄養素(糖質、脂質、タンパク質)のすべてを消化できる。 
↓ 
回腸でさらに細かく切断されて
アミノ酸や小さなペプチド(アミノ酸がいくつか繋がったもの)になる。 
↓ 
小腸の粘膜から吸収され、血流にのって肝臓へ。 
↓ 
肝臓に蓄えられたアミノ酸は、そのまま蓄えられたり、
肝臓に含まれる酵素によって、再び体に必要なたんぱく質に。 

【 肝臓 】アルコールの分解、吸収、中性脂肪への変換。

余分になったアミノ酸は、
アンモニアなどに変わり体臭の原因や肝臓の負担になる。


ざっくりですがこのような流れです。

◇なぜ肉を食べすぎるとなぜ良くないのか


結論から話しますと

「食べたらダメ」なのではなく、

「食べすぎると良くない」ということです。

結果論ではなく、

肉の成分から紐解いていきましょう。


たんぱく質には、様々な種類があります。

五大たんぱく質

・ホエイ 
 牛乳から乳脂肪分と固形たんぱく質を除いて残ったもの。
・カゼイン 
 ホエイを作るために取り除いた固形たんぱく質から作ったもの。
・卵白 
 卵を割った時に出てくる黄身を守っている周りの透明な部分。
・大豆たんぱく
・小麦たんぱく 


さらに大きく分けると二種類になります。

動物性タンパク 
・タンパク質を増やす。
・炎症を引き起こす物質の多くを含有。 
・ヘモグロビンを作るヘム鉄が、多く含まれるが、
 毎日1mg以上摂取すると心臓病のリスクが27%上がる。
 (ハンバーガー1個2~3mg) 
・加熱、保存、消化されると炎症化合物が生成される。 

植物性タンパク 
・タンパク質の分解を抑える。
・ビタミン、ミネラルが豊富。
・抗酸化作用
・腸内環境を整える。 
・抗酸化物質の含有量は、平均値で動物性の64倍。 
・ケガや疲労に対する炎症を抑える作用は3週間で
 動物性に対して29%高い。 
・免疫力、自然治癒力が高まりやすい。
・感染症の予防作用。

 


19世紀では、

筋肉のエネルギー源は動物性たんぱく質であり、菜食主義は持久力がない。

と言われていた。 ※リービッヒ科学者

しかし現代では、

筋肉を動かすのは動物由来ではなく

植物由来の糖質と言われている。 


これを知ったとき、

「医学の常識は20年で変化する」

という言葉を思い出しました。


肉を食べすぎることでエネルギー源が動物性になり、

疲労や炎症を促進させてしまうのです。


近年、多くのコラムや健康本で

「B12は肉からしか摂取できない」

と記載があります。

確かに植物からは摂取の難しい栄養素です。

しかし実際の研究結果では、

水や土の中にいる「B12」を含むバクテリアを

動物が食べることによって、

その結果「B12」が含まれる肉を食べることで

人間が摂取できる、という結果になっています。

その他の栄養素についても

牛豚鳥は中継ぎでしかなく、

本来は植物由来の栄養素が多いそうです。


そして、動物性でしか必須アミノ酸は摂取できない

とされていましたが、

植物性でも必須アミノ酸が摂取できることがわかってきました。

たんぱく質はアミノ酸の結合から構成されるので、

植物からでも十分にタンパク質を摂取できることが分かります。

肉の食べすぎが良くないということを

記事にするつもりでしたが、

予想以上に伸びてしまったので

また別の記事でご紹介させていただこうと思います。


今回も拝読いただきありがとうございました!

続きはこちら
「※食べ過ぎ注意 ‐ 悪質な脂肪は240日間カラダに残る ー」

 

 

参考資料 
食品安全委員会 
安全衛生情報センター 
光英科学研究所 
真弓小児科医院/真弓 定夫(医学博士)
アニマルライツセンター
国立がん研究センター
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