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【映画メモ】姑獲鳥の夏【#28】
解説は映画.comさんから
「ウルトラQ」シリーズや「帝都物語」の実相寺昭雄が、京極夏彦のベストセラーを映画化。脚本はフィギュア・オタクを描いた「ブリスター! BLISTER」の猪爪慎一。シリーズ共通の主要キャラは、京極堂に堤真一、関口に永瀬正敏、榎木津に阿部寛という配役。昭和27年の東京。作家の関口は、ある産婦人科医院の娘が20カ月も身籠もったままだという噂を追って、怪事件に巻き込まれていく。
こんなことを書くのは申し訳ないのだけれど、久しぶりにダメダメな映画でした。原作を読んでいないと、ストーリーが全く分からないと思います。
そして、京極夏彦の世界観を出そうとしすぎて、映像が行ったり来たりというか、不思議なイメージ映像のようなものが挟まれていたり、特殊な演出をしているので、余計に分かりにくくなってしまっています。
確かに、姑獲鳥という妖怪について、ひたすら堤真一が演じる京極堂が解説しても全然理解できないと思うし、そんな長時間の解説に映像が絶えられないとは思いますが、この演出はないだろう・・・
出演者は、こんな人たちが一堂に会するなんてというくらい豪華なので、この仕上がりはとても残念でした。ただし、原田知世の可愛さには目を見張るものがあります。それだけでも価値があるとも言えます。
ということで、あまり書くこともない映画の感想でした。
おわり
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