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毛がない!

音と光で調律するイーマ・サウンド®セラピスト&指圧師・漢方薬剤師のゆうじです。(^-^)

今日は漢方薬剤師としてのお話し。

薬剤師の目線でみると
ミノキシジルは、このタイプのおハゲには効かないよな〜。
効くのは頭頂タイプだろぉ~?(¯―¯٥)

さて、毛がない!と言っても、
今日は、体毛の話。
どうして、毛のない人類が生存競争に勝てたのか?
そこには、肌の重要な機能が関係してるのです。

どうして無毛の人類が生き残ったのか。


むかーし昔の、そのまた昔、
有毛の人類は滅びて、無毛の人類が生き延びた。
そして、私たちが今ここにいる。

有毛の人類が滅び、無毛の人類が生き延びた、
最大の要因は何と考えられてるか?知ってる?

それは、ズバリ!
「持久力」だったと考えられている。

マラソンを走ることが可能なのは多くの哺乳類のなかでも、
人間だけである。

「そりゃ、42kmも走るなんて物好きは人間だけだよ。」
うん、ごもっとも。(°ー°〃)

ただ、たとえ動物が物好きだとしても、
数時間も全力で走り続けるのは不可能なのである。

無毛の我々が持つもの、それは「肌」
それは、水分による気化熱を利用した、冷却装置という側面を持つ

有毛の人類や獣(毛もの)たちは、汗をかかない(人間ほど)。
その冷却装置を持たないので、数分~数十分、全力で動き続ければ、
やがてオーバーヒートして動けなくなる。

例えば、冷却装置のこわれた、車やスマホがすぐにオーバーヒートして停止するのと同じことである。

無毛の人類は、この冷却装置(肌)による持久力を武器に
獣(毛もの)たちを追い続け、相手が動けなくなったところで
狩りが可能だったので、生き存えた。と、考えられている。

それだけ、この冷却装置は効率が良く、画期的なものだった。

ひふじょうせつ

この冷却装置の、名前は「皮膚蒸泄(ひふじょうせつ)」
(不感蒸泄・皮膚蒸散)

皮膚では常に見えない水分を蒸発させ、
活動エネルギーを得たあとの代謝熱を絶えず捨てている。
もちろん代謝熱は、大小便や呼吸なども利用して排熱されてるが、
肌による排熱は、全体の1/2~2/3にもなると考えられている。

そして、実はこの皮膚蒸泄の不具合が、あらゆる病気の原因となっているのです。

「病」とは?

肌での排熱が滞るとどうなるでしょう?
熱は内側に滞り、そこには炎症が起こります。
炎症は、多くの病気の原因です。

漢方では、炎症の真の原因は、ウイルスや細菌感染、自己免疫などではなく、熱の滞りと考えます。
つまり熱が滞ると、そこの細胞が傷害される。
その結果として
感染が起きたり、そこに免疫が反応したりしているだけなのです。

そのことが、「病」という漢字にも表れてます。

病という字は やまいだれに「丙」と書きます。
丙は、ひのえ=火の兄です。
まさに体の内側に火(熱・炎症)が、閉じ込めれているという字なのです。

皮膚蒸泄が低下し、代謝熱が内側に籠り始めると病気になると、
古代の中国の漢方家は、知っていたのではないでしょうか。


自分なりの備忘録として、noteにまとめていきます。

今日のまとめ

・生物は活動エネルギーを得て、代謝熱を排熱することで活動できている。
・人間は皮膚蒸泄(気化熱)という、画期的な冷却装置を持っている。
・代謝熱の滞りが、あらゆる病気の原因となっている。


からだ回復学研究所「くろもじ堂」
こばやし ゆうじ

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