皮膚蒸泄の不具合の原因
音と光で調律するイーマ・サウンド®セラピスト&指圧師・漢方薬剤師のゆうじです。(^-^)
前回までで、代謝熱の滞りが、あらゆる病気の原因になる。
健康の維持には、肌での皮膚蒸泄(排熱)が重要
ということをお話しました。
では、皮膚蒸泄の機能を維持するためには、
具体的にはどうすれば、良いのでしょうか?
皮膚蒸泄の欠点
水の気化熱を利用する、皮膚蒸泄の冷却機能は
画期的だったので、我々の先祖である無毛の人類は
生存競争に勝ててきました。
しかし、この機能にも欠点があります。
それは、水は非常に沸点が高いので、
冷えてしまうと蒸発できなくなってしまうということです。
そう、この機能は冷えに弱く、
肌が冷たいと機能が落ちてしまうのです。
そして、現代社会の生活は、まさに
この欠点が浮き彫りになってしまう生活環境といえるのです。
肌が冷える原因
肌が冷えてしまう原因は主に2つです。
①過剰な水分
日本の漢方では「水毒」という表現があります。
まさに「水も過ぎれば毒になる。」(貝原益軒)です。
日本は島国なので、海に囲まれ、基本的には多湿な気候です。
発酵やカビなど、日本の文化を考えると、分かると思います。
過剰な水分は、皮下に浮腫みとして溜まり、
溜まった水分は、温めるのが難しいので、
結果として、肌は冷えてしまいます。
②血流の低下
2つ目は皮下の毛細血管の血流不足です。
血流は熱も一緒に運びます。
肌への血流が悪くなれば、熱も運ばれないので、
肌が冷えてしまうのは、当然です。
具体的には…
具体的に現代の生活とその影響を考えてみましょう。
運動不足
⇒ 末梢の血流の不足を助長します。
汗をかかないことにより、皮下に過剰な水分が溜まる。
空調などによる冷え
⇒ 肌面を直接冷却します。そして、血流も悪くなります。
ストレス・緊張
⇒ ストレスや過緊張は、交感神経を優位にし、末梢への血流を低下させます。
過剰な水分補給
⇒ 過剰な水分は水毒の原因となり、冷えを助長します。
極端な減塩
⇒ 体内は生理食塩水(0.89%の塩水)です。
漢方では、減塩は水毒を助長します。
余分な水分を排泄する腎臓をサポートするのは、
塩味(鹹味)です。
シャワーでの入浴
⇒ 湯船でしっかりと温まり、汗をかくようにしているのは、
水毒を防ぐ昔からの知恵です。
現代になり、医療は発達したのですが、逆に現代病と言われる様々な病気が増えているのも、分かる気がしませんか?
今日のまとめ
普段の生活では、下記のことを気にしてみてください。
①肌を冷やさない。
手首・足首・首の露出を減らす。
空調の温度設定
②水分の摂り過ぎに気を付ける。
③塩分はしっかり摂る。(自然塩おすすめです。)
④香辛料・薬味をしっかり摂る。
(漢方も起源は香辛料です。肌を温めるのを助けます。)
⑤湯船にしっかりと入浴する。
⑥運動や汗をかく習慣を取り入れる。
⑦ストレスの軽減
今日のまとめ
・肌が冷えると、皮膚蒸泄の機能が落ちてしまう。
・主な原因は、過剰な水分と血流不足。
・現代の生活は、肌が冷えやすい環境となっている。
からだ回復学研究所「くろもじ堂」
こばやし ゆうじ
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