アパレル店員さんからの「声がけ」された時どんな気分になりますか?
コロナ禍で様々な影響を出していますがアパレル業界もかなりの打撃を受けおり、さらにお店のノルマ達成の問題もあいまってショップスタッフも大変な中で働いているかと思います。
ですが我々客にとってはお店に入店した時のスタッフの声がけに少々苦手な方も多いのではないでしょうか?
例えば何となく店先の品に興味があって眺めていると、獲物をとらえるかのようにすぐさま声がけにあってしまうなんてありませんか?
内心は
「もっとゆっくり見ていたい」
「何となく見ていただけなのに」
「時間取られそうだなぁ」
店員さんも獲物を離さまいと必死に食い下がるところもチラホラ。
僕が思うには店員さんからお客さんへのアプローチのキッカケ作りが結果的に嫌な気分にしてしまうのかと思います。
ちなみに大衆店のユニクロは基本的には声がけはしないようです。
年代問わない商品でさらにクオリティも高くどこの店舗にも同じ商品が置いてある。
僕もユニクロ大好きでユニクロコーディネートを楽しんでいます。
ユニクロバレしない着こなしができる書籍もあります。
ぜひご参考にどうぞ。
話を戻します。
お店に入ると
「良かったら試着もできますので」
「どうぞご覧ください」
「サイズ違いもありますので」
そんなことで買うつもりもない商品まで手に取ってしまいお買い上げするなんてよくありました。
決して悪い訳ではないですが。でも
「いちいち声をかけないで欲しい」
「いちいち」なので必要がないから声をかけないで欲しいと思っているので声かけは売り手側都合と認識してしまいます。
例えば僕の例で言うと
「良かったら試着もできますので」
(試着できないお店なんてあるの?試着できないなら買うのがコワイし試着するなら店員さんにこちらから話かけるから)
「どうぞご覧ください」
(興味があるから来店しているし言われなくても自分から色々見ているから)
「サイズ違いもありますので」
(欲しかったら自分からサイズのお尋ねしますから)
「これ僕(ショップスタッフ)も買った商品なのですよ」
(だから何?)
という心のやりとりが繰り広げられている状況です。
少々辛口ですが。
逆に言われて嬉しいこともあります。
例えばサイズ感を迷っているときオーバーサイズで着るのか、ジャストサイズで着るのか迷っていたら
「サイズでお困りですか?普段着られているサイズはおいくつですか?」
合わせ方に迷っていたら
「そちらですがデニムをよく使う方に選ばれることが多いです。さらにこのような着こなし方も合わせやすいですよ」
と言われると先程の声がけの認識ではなく提案になりこちら側も嫌な気分になりません。
ショップスタッフからも何を話かけて良いのかわからないだから
「良かったら試着もできますので」
「どうぞご覧ください」
「サイズ違いもありますので」
となってしまうのかと。
しかし逆に言えばショップスタッフは服を売るプロのはず、お客が何を求めて何を考えているのか読み取れていないのではないでしょうか?
ヒントならお客から得ればいいと思います。
例えば
・お客の着こなし。
・アウターが欲しいならアウターのみ触る。
・予算があるなら値札をひっくり返すことが多い
・何となく入店する人は適当に触れて終わり
・平台に置いてある畳まれた商品を開いている人は、わざわざ畳んである商品を崩しているので購買意欲がある
このようにお客様からヒントを読み取りそこからかける言葉が見えてくると思います。
僕もサービス業をやってたこともありますが、良かったら・・・と定型句を言うこともアリですがお客様が何を考えて何に困っているのか?
どんな声がけが正解なのかではなく、どんなニーズを求めているのか。
そこをうまく突き止めると安心と信頼もできて財布の紐も緩みます。
僕はそのように思います。
僕も服を買うことは大好きです。この厳しい状況をお店側も乗り切って欲しいと思っています。
ネット通販でも洋服は買えますが、サイズ感や質感は実際手にしないとわからないのでわざわざ足を運びます。
その要望に満足できる形で満たしてくれるとお客様もスタッフさんも満足できるのではないでしょうか。
ぜひ頑張って欲しいと思います。
ここまで読んでくださりありがとうございました^ ^
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