読書の習慣化には本を手にとるハードルを下げ、その他の娯楽のハードルを上げよう。
読書を習慣化するには、部屋の読書に適した環境に変えることからはじめてみてはどうでしょうか?
環境を変えるといっても決して難しいことはありません。
たった2つだけ。
それも今すぐできるものばかりです。
手の届く範囲に本を置いておく
テレビのCM中に、ついスマホを触ってしまうのはスマホがすぐ手の届く位置にあるからです。
いつもならスマホが置いてある位置。そこに本を置いておくと「とりあえず本を読むか」とパラパラめくることになります。
1ページも読めたらこっちのもの。
そのあとは2ページ、3ページとページをめくる手が止まらなくなるはず。
どんなことでも最初のハードルがもっとも高いんです。
読書なら「本を開く」という行為が最初のハードルにあたります。
いつもならスマホに手を伸ばしてしまうときも、手元に本があれば自然と本を開くようになりますよ。
読書を邪魔するものにひと手間加える
スマホのかわりに本を置いておいても、遠くでスマホの着信や通知があると気になるものです。
そんなときはスマホの電源を切ったり、カバンに入れたりして「スマホを触ること」に対するハードルを上げましょう。
スマホを見るには「わざわざ〇〇しなければいけない」という状況をつくっておくと、スマホを触りそうになっても心の中でブレーキがかかります。
ようするに、本を手にとる心理的ハードルを下げ、本に触れる機会を増やす。
その一方で、読書を邪魔するスマホやテレビ、その他の娯楽に対する心理的ハードルを上げ、読書に集中できるようにする。
部屋の環境を整えることは、やる気や意思に任せず日常に読書を取り入れる方法です。ぜひ、試してみてくださいね。
【過去記事】
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