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本を選ぶことは、自分の興味や関心を明らかにすることでもある

読書の楽しさは本を読むこと自体だけではなく「次は何を読もうかな?」と読みたい本を選ぶ過程にもあると思います。

というのも大人になってからの読書は、学生時代とは違って、基本的には「自分が読みたい本」を読めるからです。

「本棚を見ると、その人がわかる」という言葉を聞いたことがありますが、まさにそのとおりだと僕は思います。

自分の興味・関心が赴くまま自らの好奇心を満たす本を選ぶことは「自分は何がしたいのか?」や「自分は何を望んでいるのか?」を明らかにすることなのでしょう。

逆に「どんな本を読めばいいのかわからない」というときは、

自分が好きだったものは何か?
自分が夢中になれるものは何か?
自分が幸せを感じるのはどんなときか?

と自分自身を振り返るチャンス。

読書は、ただ知識を得るためでも、感動を味わうためでもないのかもしれません。

読書を通じて「どんなふうに生きたいか?」と自分に問うことなんじゃないかなと、最近は思うようになりました。

読みたい本がないとき、読みたい本がわからないとき、書評ブログやレビューサイトを参考にするのもいいと思います。

でも、その前に一度立ち止まって「自分は何が好きで、何に興味があるのか」と考えてみるのもいいかもしれません。

「これでいい」より「これがいい!」と思える本との出会いを大切にしたいものですね。

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