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パリ五輪でのSNSへの誹謗中傷に思うこと。怒りは書いて、破って、捨てちゃえば?
みなさんはパリ五輪見ていますか?
メダルを期待されていた競技でメダルが取れなかったり、逆にあまり注目されていなかった競技でメダルが取れたりといったニュースが流れていますよね。
オリンピック期間中は、くやしさとうれしさで感情が大忙し。出場している選手のみなさんには、感動と興奮をありがとうと言いたい。
ただ、メダルが取れなかった選手や試合でミスをした選手に対しての誹謗中傷のニュースだけが本当にかなしいです。
手元にスマホがあれば顔も名前も隠したままコメントできるから、きっと思慮深く行動できなくなるんでしょうね。
他人を攻撃することでしか自分の気持ちを沈められない。なんだかしんどい生き方をしているなと思います。
とはいえ誰にだって怒りの感情を表に出したいときってあると思うんです。
理不尽に怒られたり、思いどおりにならなかったり、相手の言葉に納得できなかったり……生きてたらいろいろありますもんね。
だから、怒りの感情との向き合い方が大切ではないでしょうか。
「笑う門には福来る」という言葉があるくらいです。いつもイライラ、カリカリしているよりもにこにこ、ほわほわしていたいものです。
怒りの感情との向き合い方。それはやっぱり「紙に書くこと」です。
書いて、言葉にすることで自分のネガティブ感情とうまく距離を置くことができるからです。
上司への不満も、友だちへの愚痴も、家族への文句も言葉によって視覚化してしまえば、文章の中にもうひとりの自分が現れて「まぁまぁちょっと落ち着こうよ」と語りかけてくれるはずです。
SNSでの誹謗中傷が止まないのは「紙に書いて、自分を客観的に見る」ということができないから。
感情のままに文章を書き(文字を打ち)、そのまま投稿ボタンを押す。この手軽さが人々の冷静さを失わせています。
SNSでの誹謗中傷を反面教師にして、ついカッとなったときこそ手書きで今の気持ちを素直に表現してみましょう。
そして、それを一読したら、ビリビリに破って捨てちゃいましょう。
きっとうまく自分の感情と向き合うことができるはずですよ。