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ぐっすり眠れない?それなら就寝2時間前の「読書」がおすすめ

  • よく寝たつもりなのに疲れがとれない

  • 布団に入ってもなかなか寝つけない

  • 夜中に何度も目が覚めてしまう

これって実は睡眠の質が低下しているのかもしれません。

就寝2時間前の過ごし方が睡眠の質に影響を与えるという話を知っているでしょうか?

寝る直前は心も体もリラックスした状態であることが良い睡眠の条件だそうです。

心も体もリラックスした状態というのは、医学的には「交感神経」から「副交感神経」に切り替わった状態を指します。

交感神経
昼の神経と呼ばれ、心拍数、呼吸数、体温を高めて身体を活発的な状態にする
✅副交感神経
夜の神経と呼ばれ、心拍数、呼吸数、体温を下げて身体を休息状態にする

ところが、スマホやタブレットを見たり、コーヒーやお酒を飲んだり、考えごとをしていたりすると交感神経が働いたままで、睡眠を妨げます。

そこで就寝2時間前に取り入れたいのが「読書」です。

寝る前の読書でリラックス状態を作り出そう

イギリスのサセックス大学が2009年に発表したレポートによると「読書は心拍数を下げ、筋肉の緊張を和らげる」と言われています。

また、イギリスでは医師が精神疾患を抱える患者さんに対して、薬ではなく「本を処方する医療システム」が政府公認のもと2013年から始まりました。

このように読書が心身に良い影響を与える報告は世界各国で見られます。

読書がリラックス効果をもたらす理由は、

✅脳の扁桃体が鎮静化され、ネガティブな思考が抑制される
✅ストレスホルモンであるコルチゾールのレベルが低下する
✅幸せホルモンのセロトニンが分泌され、精神に安定させる

など、さまざまな要因があるそうです。

ただ、難しいことは抜きにして、僕がずーっと読書をしてきて思うのは、読書をしているときは集中力が高くなり、一種の瞑想状態を作り出すんだと思います。

つまり、本を読むこと(=今していること)で心が満たされ心配、不安、悩みといったネガティブな感情が浮かんでこなくなる。

また、行きたい旅行先のガイドブックを読んだり、温かい言葉が並ぶエッセイを読んだりして幸せな気分に包まれるからリラックスにつながるんだと思います。

就寝前の読書でデジタルデトックス

スマホやタブレットが発するブルーライトは、眠気を誘う「メラトニン」というホルモンの分泌を抑制し、交感神経を刺激して目を冴えさせます。

就寝2時間前はスマホを手にするのではなく、本に持ち替えることで自然とデジタルデトックスになり、睡眠の質の向上にもつながります。

1月も半分を過ぎて、少し疲れも溜まってきたころではないでしょうか。

寝る前のルーティンを少し見直して、ぐっすりと眠れる日々を過ごしてください😊

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