クソみたいな日にいいもんつくるのがプロだ
どうも、こんにちは。
少年ジャンプ+に連載中の『左ききのエレン』が大好きな僕です。
私ごとですが、2月に入ったあたりから体調不良になったり、クライアントから無理難題を押しつけられたり、公私ともに歯車が噛み合わなくなっているのを感じつつありました。
それでも締め切り間近の仕事をごっそりと抱えていて、なかば心が折れそうになった時『左ききのエレン』に登場する、このセリフを思い出しました。
「クソみたいな日にいいもんつくるのがプロだ」
今回は、そんな『左ききのエレン』からみるプロ意識に関するお話しです。
01 | 左ききのエレンって何?
『左ききのエレン』は、かっぴー氏の原作で、2017年10月から少年ジャンプ+にてリメイク版が連載中です。大手広告代理店を舞台に葛藤する大人たちの仕事を描いた少年漫画で、2021年2月現在、シリーズ累計発行部数が100万部を突破。SNSから人気に火がついて、今なお若い世代を中心に人気を集めています。
「天才になれなかった全ての人へ」から始まるプロローグで、僕のハートはガッチリと掴まれてしまいました。
天才に憧れ、天才になりたくて、天才の見よう見まねで仕事をしていた日々。ある時「自分は天才にはなれない」ってことに気づいた時期に読んだ作品だったので、すごく共感できました。
02 | 左ききのエレンから学んだプロ意識
昔の僕だったら、他人や周りの環境のせいにしたり、体調を言い訳にしたり、責任を取ることから逃げていたように思います。
そんな僕の心に突き刺さったのが『左ききのエレン』の主人公・朝倉光一が、先輩の神谷さんから言われた言葉。プロ意識ってまさにこの事だなと。
「光一 万全の態勢ならもっと早くいいものがつくれるか?」
「え...と それは...そうっスね...
ぶっちゃけ営業がしっかりやってくれればとか...
クライアントが無茶言わなきゃとか思いますよ
そしたらもっと楽だしクオリティーだって高いものを...!!」
「確かに...そりゃそうだ でもそんな"万全"一生こねぇぞ
体調最悪でも 2日寝てなくても
友達に裏切られても 女にフラれても
その中で歯くいしばってひねり出した仕事がお前の実力の全てだ
オレ達がやってんのは学生の自由研究じゃねぇからな
クソみたいな日にいいもんつくるのがプロだ」
引用:左ききのエレン第23話
責任は、誰も代わりに取ってくれません。
思い描いた状況は、願ってるだけでは作り出せません。
締め切りは、自分の都合どおりに待ってくれません。
結果の伴わないプロセスは、誰も評価してくれません。
プロ意識って額面通りの"意識"の話ではなくて、自分が生み出した”結果"そのものに"プロ意識"が現れるのだと気付きました。
03 | まとめ
今回は『左ききのエレン』からみるプロ意識についてお話ししました。
とは言っても、自分自身、プロ意識を欠いた行動や言動をしてしまう事が、まだまだあります。しっかりと自分を律しながら、結果で語るプロフェッショナルになっていきます!