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美肌の鍵はここにあり〜水分量+食物繊維編〜

というわけで、前回の続き。今回は水分と食物繊維について。
前半は水、後半は食物繊維に別けて書きます。

【ポイント】
・最低限必要な水分摂取量は2L/日
・摂取した水分が体内を循環し、排出されるまでには数週間かかる。
・体内の水分量が不十分だと解毒作業(デトックス)が上手く行かない。

□水の役割と摂取目安量


性別や年齢によって差がありますが成人の身体の60%、子どもは80%が水です。また、その役割は栄養素供給、血液輸送、利尿、発汗などの生命維持活動に関わるものが多く、体内の水分が不足すると軽度ならば喉の渇きや食欲不振、重度の場合は頭痛やけいれん、最悪の場合死に至ることもあります。

さて、必要な接収量の目安ですが人は発汗や尿・便で1日で2.5L消費するので同様の量を摂取する必要があります。

□水のサイクルと美容効果
ところで………水を飲むとトイレに行きたくなりますよね?その、おしっこに使われた水って、いつのものだと思います?

目安ですが、1日2Lの水を取り続けた場合体外に排出されるのに4週間かかります。3Lなら3週間、4Lなら2週間です。つまり、おしっこの際に出る水は何週間か前のものなのです。更に摂取する水分が極端に少ないと新たな水が入るまで延々と古い水が循環し続けます。

これの何が問題かといえば、水分量が足りないと体内の循環が滞り、デトックスが出来ないということです。デトックスが出来ないと健康面はもちろん、美容面でもマイナスの作用が発生します。1つ例を出すと、水分が少ないと血液の循環が滞り代謝が下がり痩せにくくなるなどです。

□食物繊維について


【ポイント】
・大便において食物繊維が構成する割合は5%程度。
・食物繊維には水溶性と不溶性の2種類がある。
・便秘が長く続くと、腸壁から有毒物質が吸収され肌トラブルにつながる事も。

ひと通り、水分の説明が終わったので次は食物繊維です。
食物繊維といえばやはり、お通じに関するイメージがあるかと思います。
ところで、大便の内食物繊維が占める割合ってどれくらいか知ってますか?
実は大便を構成する材料は以下のようになっています。

・水分:60%
・たんぱく質:20%
・菌の死骸(善玉or悪玉):15%
・食物繊維(水溶性と不溶性):5%

………どうですか?笑 
意外と食物繊維が占める割合は低めです。
そもそも、食物繊維の役割がどういうものかと考えた時に意外と不明な点が多いです。そこで、改めて食物繊維の役割を見てみると次のようになります。

□食物繊維の種類と役割

食物繊維には次の2つがあります。

・水溶性食物繊維:小腸での栄養素の吸収の速度を緩やかになり、食後の血糖値の上昇を抑える効果がある。コレステロールを体外に排出し、血中のコレステロール値も低下させる。生活習慣病の予防に効果があり。
・不溶性食物繊維:水分を吸収して便の容積を増やし、排便がスムーズになる。便と一緒に有毒物質を体外に排出する。

便秘による健康面のリスクは、発ガン性物質の発生や悪玉菌発生などであり、一般的に知られていると思います。ただ、美容面で見ても、有毒物質が腸壁から吸収されて肌トラブルにつながるリスクもあるので便秘は早めに解消するのが吉です。

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