【速報】くろぎ、GIGを卒業しLANYに入社。今後のキャリア形成に注目が集まる
お久しぶりです、note更新するする詐欺でお馴染みのくろぎです。皆さんお元気でしたか?
「会うたびに人生のステータスが何かしら変わっている」と友人間で定評のある私ですが、本日noteを更新した理由もまさしくそれです。
2024年6月30日をもって2年近くお世話になった株式会社GIGを退職し、2024年7月1日より株式会社LANYに入社することになりました。
これで5度目の転職、6社目になります。6月17日の今日がGIGの最終出社日だったため、オフィシャル公開しました。
私にとって今回の転職は、キャリア形成における大きな転換点として捉えています。転職を選んだ理由やら今の気持ちやらは、きっと後で読み返すと感慨深くなりそうな予感がしたので文章に残しておこうと思い更新した次第💃
また、私と同じアラサー世代の社会人で、コンテンツディレクターとしてのキャリア構築に悩んでいるような方にとっても何かしら参考になるかもしれない。
自己満記事のくせに字数が1.3万字超えとめちゃくちゃボリュームが多いので、お時間に余裕がある&興味がある見出しだけでもぜひお付き合いください。
前座:「くろぎ」って誰?何をやってる人?
知人はいいんですが、色々あってこの記事にたどり着いた初見さんは「どういう人がどんな経緯で退職&入社したのかわからないと、モデルケース的なアレで参考になるのか判断できないんだが❓」という声が聞こえてきそうなので簡単にくろぎのプロフィールを紹介します。
ざっくりと大学3年生から社会人5年目に至るまでの7年間、クライアントワークとインハウスの両方でひたすらコンテンツSEOをやり続けた人、と認識していただければ問題ないです。
GIGに入社した決め手と気持ちの変遷
私は学生時代のWebライター経験をきっかけに、「有象無象の中から価値ある情報を取捨選択し、それを必要としている人へ適切に発信し、多くの人の意思決定の支えになりたい!」という思いのもと、コンテンツディレクターの道を極めるために新卒からWeb業界に身を投じています。
紆余曲折ありながらも、GIGに入る2つ前の職場までは大量のSEO記事をクライアントに納品する平社員のコンテンツディレクターとして働き、前職では色々あってコンテンツSEO事業の責任者(役員)として働いていたというやや特殊な職歴をしています。
コンテンツディレクターとして専門性を高めたいという気持ちがGIG入社の動機
役員は好奇心100%で就任したんですが、この役職の飛び級(?)をきっかけに、まだ「平社員」レベルのスキルしかないのに「役員」として稼働するアンバランスさや不甲斐なさ、そしてそのまま役員という響きに甘んじて5年〜10年働き続けたら実力が伴わない肩書きだけの人間になってしまう、という強い危機感が生まれました。
その影響もあり、GIGに入社を決めた当時の私は
・「もっとコンテンツディレクターとして専門性を高められるような職場に身をおきたい」
・「クライアントワークは前職まででそこそこやったので、インハウスのコンテンツディレクターも経験したい」
という観点をかなり重視していました。どこかのタイミングでまた経営寄りの立場や上流工程の仕事をするにしても、現場の経験を積んでからでも遅くないだろう、という気持ちが強かったからです。
このことは過去の記事でも言及されている通りですね、懐かしい。
GIGは希望通り「多様なコンテンツ制作」を極める環境として恵まれていた
そんな思いで入社したGIGですが、退職する立場だからこそ説得力を持って発信できる内容もあると思うので、大きな声で主張させてください。
転職をする=現職に不満がある、と捉えるケースがほとんどかと思います。
が、私の今回の転職において、GIGに対する不満が転職の動機になったという感覚はありません。
もう少し厳密に言うと、GIGに入社した当時に希望していた通り、コンテンツディレクターという職種を極め続ける道を選択する上では、GIGを積極的に退職する理由は一つもありませんでした。
2024年6月現在、GIGメディア事業部所属の社員は10人と大所帯になっており(私が入社した2022年9月は既存社員がじきるうさんしかいなかった)、コンテンツチームは私を除いて社員が5人という和気藹々としたチーム体制となっています。
私はエディター→マネージャー→シニアエディターと肩書きを変えながら以下のような経験をさせていただきました🙏
自社開発CMSのリード獲得を目的とした「LeadGrid BLOG」編集長
自社新規人材サービスのリード獲得を目的とした「クロスデザイナーブログ」立ち上げ時のPM
記事広告案件のコンテンツディレクター・ライティング(取材×SEO記事)
アウトリーチ施策のコンテンツディレクター
クライアントワーク(BtoBのSEO記事/導入事例)のPM・コンテンツディレクター・ライティング
ご覧の通り、かなり幅広くやらせてもらったと思います。業務以外にも
社内勉強会でのパネルディスカッション参加
GIGブログへの記名記事の寄稿×4本
など、事業部や職種を横断したメンバーそれぞれのノウハウを発信する場や制度も活用しました。
前職までの経験を踏まえても、クライアント支援とインハウスの両軸でコンテンツ制作を行う環境としてGIGはかなり恵まれていると思います!!この呟きが全てですね。
GIGのコンテンツチームがクライアントから評価いただくポイントもまさにそこで、単にコンテンツを作って終わりではなく、その先の事業成長につながるようなコンテンツを、要件に応じて丁寧かつスピーディーに制作できる体制と、優秀な編集者しか在籍していないのが魅力だと思います。
僭越ながら、私がPMとコンテンツディレクターを兼任した案件の事例インタビュー記事では、クライアント目線でGIGのコンテンツチームの良さをお話いただいているのでぜひご一読ください😎
大企業からスタートアップまでの幅広いクライアントを対象に、特に
UXライティングやコピーライティングを通してコーポレートブランディングの支援がしたい
取材記事(導入事例、採用コンテンツ)・企画記事といった様々な形で、クライアントの事業成長に貢献できる記事制作に携わりたい
と考えている人にとって、GIGメディア事業部コンテンツチームの環境は間違いなく編集者としてのスキルを伸ばせる魅力的な案件が多く、新卒入社はもちろんコンテンツディレクターに転身したい・経験をもっと積みたいと考える方の中途入社先としても強くお勧めできる会社です!!!!
また、働いているメンバーの多くが仕事に意欲的で、コミュニケーション由来のストレスも皆無という人間関係も、働く上ではすごくよかったなと思います。あと、個人差あると思いますが私の場合は定時退勤がデフォで、ブラック労働とは無縁だったのもよかったです。詳しくは下記の記事もご覧ください。
なお、中立的な目線で書かせていただくと、SEOに強いコンテンツディレクターを志望される方は、この後紹介するLANYの方が記事制作だけでなく、テクニカルな要素も包括したSEOコンサルティングを提供できる体制が整っているのでおすすめ、という所感はあります。
もちろんGIGでもSEOの支援は出来ますし、実際私は自社メディア・クライアントワークの両方でSEO記事のディレクションを担当していました!!が、GIGがより得意としており、編集者として経験を積みやすい(=現時点で案件として多い・社内に経験者が多い)のは取材・企画系コンテンツの方かな、と個人的には感じています👀
こんな感じで、働く環境として不満がなかったGIGをなぜ退職することにしたのかというと、経験を積む中で理想のキャリアプランが変化し、新しい経験をしたいという気持ちが強くなったためです。
コンテンツディレクターを続けた先のキャリアを模索して自覚したのは、焦り
ありがたいことにGIGに入社した当初から未経験のインハウス編集長業務をまるっと任せてもらい、比較的経験が浅めだった取材系コンテンツに携わる機会にも恵まれました。
そのため、入社から1年経つ頃には各種コンテンツ制作周りの業務に慣れが生じ、新しいこともやりたい!程よく難しいこともやって刺激ほしい!と思うことが増えました(生意気)。
ちょうどその頃、社員インタビューの順番が回ってきており、今後の展望について聞かれた時、答えに悩んだのが最初の「あれ?」ポイントでした。
「スペシャリスト」志向であると回答したものの、そもそもGIG社内に限らずコンテンツディレクターとして専門性を極めたゴールとして到達できる職種って何だろう?と考える頻度が増えていたんですよね。
そして、キャリアパスについて書かれている記事を探して読むと、「Webライター→コンテンツディレクター/編集者→メディア編集長→Webメディア事業責任者→経営陣(ざっくり)」という言説を多く目にしました。
ちょうどじきるうさんもこのテーマでnoteを更新されているので引用させていただくと、下記のような図にまとめられています。
この図で言えば私はまさに左端の「オウンドメディア編集長」という位置ですね。その次のキャリアパスは「メディア統括」となっており、他の記事でよく書かれているWebメディア事業責任者に対応していると考えられます。
つまり、SEO記事が得意なコンテンツディレクターのキャリアパスとしては「プレイヤー領域※は一通り経験してるかも??」という結論に至りつつあったのが2023年6月頃でした。
※編集長以降のキャリアパスはいわゆる管理職・経営層の領域になりプレイヤーとはまた違う動き方をする、と解釈しています。
さらに、GIGの場合すでに100人規模の組織まで成長しており、上の図でいうところの経営層・統括(=事業部長)といったポストはすでに埋まっている状態でした。そのため、なりたいかなりたくないかは別にして「ポストが埋まってる限りは、長く在籍したとしてもずっと今のポジションのままなのかな?(=新しい経験ができない?)」という漠然とした思いがありました。
……となると、私がスペシャリスト志向のままGIGで働き続けた時に選択できる直近のゴールは「インハウスもクライアントワークもどっちも良い感じに稼働できる、歴戦のプレイヤー(=スキルの幅広さというよりかは場数の暴力でモノを言うスタイル)」でした。
いや、元々「コンテンツディレクターとしての専門性を高めたい」という気持ちでGIGを選んでいるのでそのゴールは当然っちゃ当然なんですが、「既存スキルの引き出しで対応できる場面が増えてしまい、新鮮な気持ちで業務にあたる場面が少なくなりそうで、スキルの成長が穏やかになってしまいそう……」という焦りを感じるようになりました。これはGIG入社前の自分からすれば少し想定外の感情でした。
焦りを感じるようになったのは、「意思決定を支える情報発信」を実現する手段として、「コンテンツ制作」という稼働に限定しなくても、もっとスケールやアプローチが異なる形でバリューを発揮することもできるのではないか?という気持ちの変化があったからかもしれません。
今振り返ってみると、GIGに入ったことで「記事単位」の稼働から「メディア単位」の稼働にシフトして仕事における視野が広がったと思うんですよね。そのおかげで今度はコンテンツチームやメディア事業部という自分の所属を飛び越え、社内を横断するような上流の仕事にも改めて携わってみたいという関心がすでに生まれていたんだと思います。
そのため、これまでの経験を生かしつつよりレベルの高い業務を任せてもらえるようなキャリアチェンジも視野に入れ始めました。しかし、「コンテンツディレクターとしてのスキルを生かせる他の職種って、一体何があるんだろう?」と初っ端の部分で行き詰まりました。
さらに、一番肝心な具体的にどんなポジションで何をしたいのか?という答えが明確に見つからなかったため、その答えが自分の中ではっきりするまでは腰を据えてGIGで編集長業務をやるのが一番だな、と暫定の結論を出しました。
LANYとの初接点と気持ちの変遷
こんな調子でキャリアプランに悶々としていたらいつの間にか季節が春から秋に移り変わっていました。このまま迷宮入りか?と思われていましたが、肌寒さを感じるようになった頃、転機が訪れます。
きっかけはWantedly経由のスカウト
11月下旬頃、Wantedly経由で竹内さんからスカウトをいただいたのがLANYとの初接触になりました。
Wantedly経由のスカウトはこれまでもちょくちょく届いていたものの、職務経歴的にコンテンツディレクターのオファーが多かったんですよね。ただ、長々とお話してきた通り、業務内容がさほど変わらないのであれば環境に不満がないGIGを辞める動機がないため、「転職するならやっぱり今とは違うスキルを身につけられるようなポジションがいいなぁ」と考え、特に面談や選考を受けるようなことはしてきませんでした。
実はこの時スカウトいただいた職種も「リードコンテンツディレクター」でした。一見すると「今やってることと結構近いからGIGでいいな〜〜」と思うところなんですが、他のスカウトと違うポイントが2つありました。
まず、スカウトをいただく前からLANYのことを知っていたのが大きいです。SEO関連のニュースやTipsを社内で共有するSlackチャンネルでよくLANYのブログ記事やメルマガが展開されているのを陰から見ており、「最近SEO界隈でめちゃ伸びてて、発信してる情報もめちゃくちゃしっかりしている」という印象を持っていました。なので、「あのSEOに強い会社が私に興味を持っているの!?」と嬉しかったです。
さらに、入社した場合どのような稼働を期待しているのかまで書かれていたのも興味を持った理由の一つです。私の場合、下記のような一文が書かれていました。
リードコンテンツディレクターはクライアント支援がメインの職種になるため、インハウスの業務に言及しているこの一文があったことで、「もしかして一人一人の職歴をちゃんと確認した上で、オファー内容を微調整している!?」と感じたんですよね。めっちゃ些細なことかもしれないんですが、個人的にはそれが地味に好印象でした。
そのため、「スカウトめっちゃ嬉しいけど業務内容は今と似ている気がするなぁ〜……でもSEOに強い会社がコンテンツディレクターに求めるレベルがどんな感じなのか知りたいし、オウンドメディアもどんな課題を持っているのか気になる……よし、一回話聞いて判断しよう!!!職種同じだから多分転職しないけど!😤(フラグ)」と思い、カジュアル面談を依頼しました。
副業(業務委託)でLANYブログのディレクションに参画した経緯
竹内さんとの面談では改めて募集の背景やリードコンテンツディレクターの業務内容はもちろん、今後の事業戦略に関する不躾な質問にも懇切丁寧にお話いただけました。逆に、私の転職意欲やキャリアに関する悩みも質問されたため、この時点で「現職と同じ職種なら転職する気があまりない」ことと、「キャリアチェンジも視野に入れているが、具体的に何がしたいのか自分でも分かっていない状態」といったことは正直に伝えていました。
面談後、ありがたいことにLANYブログの編集長+コンテンツディレクターのポジションを提案いただいたものの、当初の想定どおり「業務内容が今やっていることとかなり近い」ことを理由に転職はしないという判断をしました。
会社の成長フェーズや抱えている課題、組織の規模がGIGとは異なるという意味で、職種そのままでLANYに転職しても、裁量や役に立てる部分が変わって楽しいのも間違いないと思いました。しかし、遅かれ早かれGIGでぶち当たった「このまま本当にコンテンツディレクターやり続けるのか?問題」に直面するおそれがあり、それだと本質的な課題解決につながる転職じゃないよなぁと思ったんですよね。問題の先送りは遅効性の毒……。
しかし、私の中でLANYへの解像度と好感度が爆上がりしていました。「熱意のある優秀な同年代が集まって会社をどんどん成長させるフェーズって絶対面白いし、私も何かしらの形で関わりたい……」という気持ちを捨てきれず、「業務委託で何か出来ることあればやりたいです」と連絡。業務委託であれば、本職と同じ業務内容でも経験値を高められる場を職場以外に増やす形になり、プラスの影響が多いと考えていたためです。
その結果、2024年1月からLANYブログのディレクション業務に副業で参画することが決まりました。
副業という位置付けではありましたが、良い意味で「いつも通り」の稼働を心がけ、構成案や原稿の編集・FBを日々こなし、定常的に新規記事を公開できるようなスケジュールを切ってコンテンツの制作進行を管理しました。
「LANYが発信するコンテンツは、多くのSEO・Webマーケ担当者が参考にしている以上、生半可なSEO記事を納品するわけにはいかない」というコンテンツSEOerとしてのプライドもあったので、成果物で信頼を勝ち取るスタイルで徐々に任せていただける業務が増えたのも嬉しかったですね💃
▲記念すべき1回目の成果物確認出しで安堵している様子
LANYへの転職を決意した決め手
そんなこんなでLANYブログのディレクション業務にも慣れてきた3月中旬頃、竹内さんから「LANYメンバーとご飯いきましょう!」とお誘いいただき、4月上旬に数ヶ月ぶりの対面を果たしました。
(余談ですが、いつもお仕事でお世話になっている藤井さんとこの食事で初対面してお話できる予定でしたが、急遽来れなくなってしまい😭、参加メンバーが竹内さん・市川さん・浅井さんという緊張で縮こまるメンバーでした)
結論からお伝えすると、これが2回目のオファーになり、いただいたオファーの内容と熱意が圧倒的な転職の決め手になりました。
ご飯のお誘いをもらった時点で「多分2回目のお誘いを受けるかもな〜〜」とぼんやり予想はしていました。ちょうど同じ時期に藤井さんからも『いつでもLANYに来てください!』と嬉しいお言葉をいただいていたからです。
「LANYブログでの稼働実績ベースでのお誘いになるだろうから、一回目のスカウト内容にアレンジを加える感じになるのかな。もしそうなら業務委託で続けるか転職するかの判断基準を整理しとこうかな……」と一人で先走って色々考えていたんですが、実際のオファーは軽々と私の予想を超えてきました。
美味しいご飯を食べてお腹いっぱいになった頃、おもむろに机の上に出されたのは、くろぎ向け採用資料でした。
この資料の後半にオファーが記載されていたんですが、最初に浮かんだ率直な感想を脳内から抜粋すると「これはどういう意図でこのオファー内容になったの!?」。それと同時に12月の面談で話したシーンが急に思い出されたのです。
……点と点が線で繋がるとはこのことですね。今回のオファー内容はこの2つの懸念点が完璧に払拭されていました。つまり、「コンテンツディレクターから転向し、新しいことができる職種」の提案でした。
オファー内容を知った直後はその業務内容が私にとって本当に想定外&未知の領域だったため、「なんだか楽しそう!」というワクワクもありつつ、「きちんと成果を出せる自信がない……」という不安が渦巻きました。
しかし、竹内さんと市川さんからオファーに関する説明を受ける中で、
くろぎの適性やスキルを鑑みた上でオファー内容が整理された(=いわゆるジョブ型ではなくメンバーシップ型の考え方ですね)
LANY役員も含め、全員手探りで進めることになると思うから失敗してもいいし、そもそもうまくいく気しかしていない
とにかくLANY来てほしい!来てくれたらめっちゃ嬉しい!
ということがすごく伝わってきました。「LANYと私の両者にとってプラスになるようなオファーを用意するのってすごく難しいはずなのに、めちゃくちゃしっかり考えていただけて本当にありがたいな」という気持ちと、「まだやったことない仕事に対して自分で出来ないと決め付けるのは違うよな」という気持ちと、「いやでも本当にこのままYESと答えていいのか!?慎重に考えたほうがいい」という気持ちが三権分立したため、一旦帰路に着くことにしました。
夜風にあたって一人で歩くことで、少しずつ冷静さと現実的な思考を取り戻すことができたため、帰宅後改めて採用資料を読み直しながら思案していたところ、ふと気づきました。
という、去年の春頃からめっちゃ漠然と抱き続けていた潜在的な希望を過不足なく満たしているのでは?ということに。
いや、過不足がないどころか、身に余るオファーでした。それに気付いてからはもう一瞬でした。
「自分では思いつきもしなかったキャリアの可能性を広げてもらった上に、これほどの熱意と期待をぶつけて自分を必要としてくれるのであれば、こちらもフルベットで応えたい!!!!!!!!いや、""応える""しかない!!!!!!」
悩んでいた期間が長かった分、チョロQな私は未経験領域への不安と恐怖とプレッシャーを秒で忘れてしまったため、そのままLANYに転職することを決めました!!!!!💃🥳🎉🎈
𝓗𝓪𝓹𝓹𝔂 𝓔𝓷𝓭──.
で、転職先のLANYってどんな会社?
LANYは2024年現在、法人4期目でありながら採用を爆強化して爆速で組織拡大を遂げている、成長期驀進中のデジタルマーケティング会社です。事業内容はざっくり分けるとコンサルティングとコンテンツ制作、広告運用の3本立てです。「SEOおたく」で認知している方も多いのではないでしょうか。
▲上の集合写真には「もう社員ですが?」ヅラして
入社前のくろぎもしれっと混じっています。
その勢いの良さからイケイケノリノリのベンチャーのように感じている人もいるかもしれません。ただ、これまで数々の職場を流浪してきたくろぎ視点では「中長期的な成長を見据え、アグレッシブな事業戦略を遂行する若手経営陣ならではの強い熱意と野心が根源にありつつ、会社の中身はかなり実直・堅実・清廉で、バランス感覚が絶妙。ひたすら爪を研ぎまくってる面白い会社」という印象がかなり強いです。
さらに、↑の集合写真を撮った日に飲み会もあったのでそちらにも参加し、いろんな方とお話しさせていただいたんですが、めちゃくちゃ良い人が多い会社だな、と思いました。この「良い人」っていう表現はLANYのSNS発信でも目にすると思うんですが、本当にその通りです。
入社したらもっとたくさんの良い点が見えてくると思うんですが、飲み会の時点で気づいたのは「一人一人がそれぞれの熱意や仕事の流儀を持ってLANYに入社しているけど、蹴落とし合うようなマインドの人がいなくて、温かみのある人が集まっている」ということです。
4月・5月に入社された方が多いんですが、「○○さんはこういうことが得意で本当にすごい」「〜〜さんにこれを任せたら絶対にいつも良い感じに対応してくれる」など、まだ入社から日が浅い&フルリモートでお互い顔を直接合わせる機会が少ないはずなのに、他のメンバーのいいところを私にスラスラ紹介してくれたんですよね。しかも、それが一人だけではなく、何人もそんな感じで会話の中で他の方の褒めエピソードを織り交ぜていました。これってお互いを素直にリスペクトし合う空気が社内全体で醸成されていないとなかなか難しいことだと思います。
そんな空気に触れて「一緒に働くのが楽しみだな……!」と思いながら飲み会から帰宅したんですが、入社前からこう思えたのは初めてです。入社したら頑張って皆さんに話しかけて仲良くなろうと思います。
……入社して仕事に慣れてきたあたりでちゃんと紹介記事を更新するかもしれない。
24年7月以降のくろぎ
さてさてさて。お待たせしました。お待たせしすぎたかもしれません。
退職&入社エントリとして一番のメイントピック(?)になる、今後のくろぎの展望をここからお伝えします。
①GIGとは業務委託で関わり続けます🥳
GIGは退職しますが、つながりがゼロになるわけではありません。2022年9月の入社時から担当していた「LeadGrid BLOG」は、業務委託で引き続き編集長業務を担当し、コンテンツSEOによる集客強化とCROを推進します。
なんだかんだ言ってコンテンツディレクターとしての私も大事なアイデンティティの一つなので、今後も何らかの形で続けられたらいいなと思います。
転職の気配をミリも見せなかったくせに突如「転職します」と言い出してしまったせいで、編集長ポジションに穴が開いてしまうことは確実だったため、申し訳ないな……という気持ちがありました。そのため、LANY側にもオファーをいただいた時点であらかじめ「LeadGrid BLOGを業務委託で続けて問題なさそうか」を伺い、副業規程に抵触していないことを確認した上で調整しました。
今後の採用状況や事業戦略に応じて、LGBの編集長業務を私から社員メンバーに引き継ぐ可能性は十分にあるとしつつも、岩上さんからは直接「LeadGrid BLOGを着実に伸ばしてくれて、今後の戦略に合わせた大規模なKW戦略も設計してもらったばかりだから、引き続きくろぎさんにお願いしたい」と言っていただけたのが本当に嬉しかったです。これまでの稼働をもとに信頼していただけるのはプレイヤー冥利に尽きますね……🙏
稼働する時間が日中から夜になるだけで、業務はこれまでと全く同じように粛々と進める所存!CTAの鬼として稼働する準備を整えておきます。
そしてしれっとQ飲みに自費で参加する人になろうと密かに企んでいます。メディア事業部の雑談チャンネルでも生存報告を垂れ流す所存。
②LANYでは「ほぼクリエイター職」として働きます👩💻
気になっている人が一番多いトピックがこれですよね。
ここまで散々引っ張って申し訳ございません。
LANYではこれまでキャリア構築の軸としてこだわってきた「コンテンツディレクター」の枠から飛び出し、「ほぼクリエイター職(by竹内さん)」として働くことになります!
……なんだか面白そうですね❗️💃
もう少し補足すると、自社に必要な広義のモノづくりにおける漠然としたイメージや要素を整理し、それを輪郭あるカタチに落とし込むための具体的なディレクションをまるっと担う、っていう稼働が求められると解釈しています。
そのモノづくりの過程において活用することになるであろう言語化やそれに伴う思考力は、まさにコンテンツディレクター・編集者時代から私が武器にしてきたスキルで、それが生きてくるという胸熱展開。
オファーいただいた時は「遊軍」という表現も使っていた記憶があって、そのニュアンスも踏まえると、特定の業務を定常的にこなす立ち位置というよりかは、その時の会社にとって一番必要なモノをその都度カタチにするために柔軟に稼働するイメージでいます。つまり何でも屋さんですね!(?)。
これはLANYが成長期の会社だからこそ経験できるポジションなのかなとも思っていて、これまでの経験を礎にしつつ、新しいスキルの幅を広げてもっと強いプレイヤーになりたいと考えていた私にとって絶好のオファーだったので本当にありがたいです。
ちなみに、入社後にアサインされるプロジェクトもすでに把握しているんですが、ネタバレ(?)になりそうなので詳細は良きタイミングで何らかの形で発信できたらいいなというお気持ち。かいつまんでお伝えすると、まずは「LANYの在り方」を社内外に示すためのアレコレを作る人として稼働します。これまで私が見ていた世界の単位は「記事」と「メディア」だったのに、一発目から「会社」単位のプロジェクトですね。最高にロックだ──。
はじめてだらけのプロジェクトになりそうですが、迷走も厭わない覚悟と持ち前の𝓹𝓸𝔀𝓮𝓻、頼もしい皆さんの力を頼りに突っ走る所存😤
……と言いつつ、ありのままの感情も書き残しておいた方が後で読んだ時に面白そうなのであえて書くんですが、プロジェクトの全容が徐々に見えてきたことで「ちゃんと期待以上の成果を出して貢献できるかな〜〜〜足引っ張らないかな〜〜〜見当違いなことしたらどうしよう〜〜〜😭」と、入社前にも関わらずやっぱり不安とプレッシャーの波が来ています。生まれたての小鹿。
お察しの通り、私は失敗をかなり恐れる人間なんですが、今回ばかりは無傷のままでは何もできないと思っています。新しい領域の挑戦であればなおさら失敗なくして成功なしですしね。入社後はお言葉に甘えてたくさん試行錯誤も楽しみながら、LANYがこれから対業界・対クライアント・対求職者・対メンバーに発信したいあらゆるモノを最適な形に落とし込み、効果的に伝えられるようたくさん頭フル回転させて頑張っていきたいなと思います!!
終わりに
以上、くろぎのGIG退職&LANY入社エントリでした。noteでの報告になってしまいましたが、このnote読んでおもしれぇ〜ってなったらぜひ直接飲みや茶しばきしながら改めて挨拶やらお話もさせてください〜〜!🙌年中無休で駆けつけます。
そして、私は欲深い人間なので転職するからには「GIGの出身者ってすごい優秀やんけ〜〜!!自分も頑張るぞ〜〜!」とLANYのメンバーをビビらせたいし、LANYで進化したくろぎの実績を知ったGIGのメンバーに「そういうくろぎの活用方法もあったのか〜〜!惜しい人を逃したな〜!!」と、悔しがられたいです。
そのためにはこれまで以上によく考え、スピーディーに実行し、着実に成果を生み出す実力を身につける必要がある気がしています。体力がモノをいう場面もありそうなので、健康に気をつけて働きたいです💪パワーこそ力。
というわけで、これまで以上に仕事に没頭してドタバタが続きそうなくろぎですが、今後もぜひ温かく見守っていただけますと幸いです!!!!!!ご清聴ありがとうございました🙏🙏🙏🙏🙏🙏🙏🙏🙏🙏🙏