【風林火山③】勘助さんしぶといね
これまで何回かネタにしてきた大河ドラマ『風林火山』を見終えた。
おもしろかったね。
戦国時代って、織田信長が活躍しだしてから関ヶ原の戦い(+大坂の陣)が僕の中では中心なのだけど、『風林火山』の舞台は戦国時代の前中期。
信長の桶狭間はラスト5話くらいで起きたから「天下統一するぞ!」って感じではなく、それぞれのやりたいようにやるという戦国乱世。
そんな時代を生きた武田信玄の軍師・山本勘助が主人公の大河ドラマ『風林火山』。
最終回で少し笑ってしまった。
山本勘助は川中島の戦いで討死するのだけど、勘助の命がとてつもなくしぶとい。
雑兵は一太刀浴びて立てなくなるのに、勘助は矢を2本、太刀複数、鉄砲何発を食らっても立ち上がった。
まぁ、1年積み上げてきたドラマの主人公の最期である。
このクライマックスを存分に演出したい気持ちもよくわかる。
だけど「いくらなんでもしぶとすぎるな」と笑ってしまった。
勘助は何度も命の危機があった。
そのたびに生死をさまよいながらも生きてきた。
その”しぶとさ”の演出なのだろう。
あとは「討死」という終わり方が、最終回の盛り上げに合わないのかもしれない。
老いて、病気になって、床の上で、みんなに囲まれながら、なら語らいの中でだんだん弱っていき、息絶えるという感動的なクライマックスを描ける。
せめて「自刃」なら腹を切る前にいろいろ思い出して終わるってこともできた。
「討死」というラストがドラマに合わない説はあるのかも。
そうやって家臣の多くを失っても、その後武田は駿河の今川、三河の徳川を攻めていく。
三方ヶ原で惨敗した徳川家康だって、今では大河の主人公である。
一人がいなくなったとて、時間は進むし、現状は変わる。
勘助が生きた「戦国時代」はすぐに終わり、誰が天下を取るかの合戦になっていく。
自分の時間はいつか過去になる。
しかし過ぎた過去はいつまでも変わらない。
変わらないのならせめて主人公となり得る人生を歩みたいものである。
楽器が弾けない、歌詞とか書けない、楽譜もわからない。
そんな何者でもないやつがドームでライブをしたらおもしろいだろう。
「絶対に無理だ」と言うかい?
山本勘助は浪人の身、しかも40を過ぎてから武田に仕官し、軍師にまで上り詰めたぞ。
僕は現世も戦国の世だと思っている。
だからそんな下剋上もあり得ると思っている。
アニメ好きだし声優もやってみたいな。
いつか物語も書いてみたいし、それがアニメ化して、声担当して、主題歌を歌うなんてのもおもしろいかもな。
途方も無い夢である。
道半ばで夢破れるかもしれない。
だけど勘助は満足げな顔でこの世を生きたぞ。
偉人はいろんなことを教えてくれる。
「賢者は歴史に学ぶ」ってやつだね。
以上!くろだでした。
読んでくれてありがとうございました。
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